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【 鍼灸院マーケティング 】鍼灸院で集客を成功させる方法を解説!

鍼灸院で開業したあとの課題
鍼灸院を新しく開業したあとに、直面する課題はほぼ間違いなく「集客」になってきます。
整骨院や接骨院とは異なり、鍼灸院の場合には多くの人数を集客する必要はありません。一回の施術が60分~90分がベースになってくるため、1日の最大稼働人数は8人になります。
1日8人を毎日というのは現実的ではありませんが、1日5~6人が安定した収益を出すためのターゲット目標となります。
実際に必要な人数は分かっていても、その数値に達するのが難しいのが現実です。そこで、鍼灸院の集客を成功させる方法について各項目詳しく解説していきます。
鍼灸院の売上を伸ばしていきたい先生は、ぜひ参考にしてみてください。
鍼灸院の集客は悩んでいる人が多い
本題に入る前に、鍼灸院で集客に悩んでいる人が多いのは理由があります。そのほとんどが「マーケティング知識不足」からの影響が大きいです。

マーケティングと聞くと、拒否反応が出る人も「流れを作ること」と理解しておけば、集客は上手くいくようになります。
マーケティングとは、利用してもらうために考える「流れ」のことです。この流れを作ることができれば、集客に悩むことなく売上を伸ばしていくことができます。
集客の流れについてはこちらをご覧ください


集客するうえで3つの指標
集客においては単純で指標は3つしかありません。その中に、手法が異なるだけで大まかに言えば3つのみです。
- 新規数
- リピーター数
- 休眠患者数
つまり、新規数の増やし方・リピーターの増やし方・休眠からの再来院は、やるべきことも変わってきます。なのでひとつずつ分解して、考えるようにしましょう。
今回はその中でも一番課題になりやすい新規数に関する集客方法をオンラインとオフラインの二つに分けて各項目を解説します。合う合わないも含めて、取捨選択してみてください。
【鍼灸院】オフライン集客方法5選
鍼灸院で行っていくべきオフラインの集客方法を5つご紹介していきます。治療院の集客の場合、ニーズに対して応えられそうな期待感が重要になるので、それを組み込んだ内容にしていくことが大切になります。
01.チラシ
王道の集客方法で、一番思いつきやすいのではないでしょうか。
チラシの作成においても、マーケティングの要素とデザインの要素が必要になってきます。その二つが組み込まれることによって、30人ほどの集客は可能になります。
- チラシのデザイン
- マーケティング(コピー)
- 文字の配置
- ポスティングの仕方
- 予約までの導線設計
これらのポイントを組み込んで作成していくと、効果が出てきやすくなります。


Kuruinが作成しているチラシの場合、最低でも0.2~0.3%の反応率が獲得できています。
よくチラシで〇人集客!という広告を見かけると思いますが、確実にコスト(数万円単位で)もかけて多く撒いているというケースがほとんどです。
ですが、Kuruinでは5000部~8000部のポスティングで30人の集客効果を作り出しています。5000部の場合、30人集客したとすると0.6%です。自作よりも、潜在顧客に刺さるようなチラシを用意することも大切になっていきます。
一般的なチラシの反応率・・・0.01~0.3%
02.紹介
次に強化していく集客方法は、既存顧客からの紹介です。
紹介によって顧客数を伸ばすことができると、多くのメリットがあります。
- 宣伝広告費の削減
- リピート率が高くなりやすい
- 地域からの信頼度が増えていく
紹介で顧客数を伸ばすことができれば、安定した売り上げを作ることができるため意識していくべきポイントです。
Kuruinが考える新規に対する紹介の割合は、最低30%以上です。10人の新規が来たとするならば、3人以上は紹介で来ているという状況でないといけません。
紹介の重要性と伸ばし方についてはこちらをご覧ください


03.パンフレット
パンフレットを使った集客方法は、自然発生的に結果を出すことは難しいです。店舗前や地域とのつながりにおいて、知ってもらえるように配布していくことで、結果的な集客へと結びつけていきます。
パンフレットもチラシ同様にデザインとマーケティングの要素が必要になってきます。
- パンフレットを見てもらうきっかけを作る
- 興味を持ってもらう
- 利用検討の末、来院に繋がる
パンフレットは、イベントを発生させる必要があるため見てもらうためのきっかけ作りがとても重要になります。
店舗前に設置したり、患者様に渡したりなど何かのきっかけを作りだすことから戦略を練っていく必要があります。しかも、パンフレットのみで来院するという可能性は低く、HPやSNSといったオンラインと併用して対策をしていくことが求められます。
04.ブラックボード
ブラックボードの設置も、認知から集客につながる重要な施策になってきます。集客効果を伸ばしていくには、以下のポイントを入れた内容のボードにしていきましょう。
- 顧客ニーズに訴求
- 感情的な部分に刺さるコピーに
- パッと見た時に伝わる内容と文字の大きさ
ブラックボードをじっくりと読む人はよほど興味がある人以外ないです。つまり、一瞬で認識してもらえるような内容に仕上げることが、結果につながりやすいということになります。
ブラックボードの書き方戦略はこちらをご覧ください


05.のぼり
のぼりは、看板と併せて色や文字の大きさで訴求ができるため、店舗型ビジネスには向いている販促です。
鍼灸院の場合、「鍼灸」のぼりにしてしまいがちですが、鍼灸は患者様の目的ではないので刺さりにくい可能性があります。何に困って鍼灸を受けるのか?という視点で考えて、それに伴った内容ののぼりを設置するように心がけましょう。
- 顧客ニーズにマッチしたものにすること
- オリジナルデザインがベスト
顧客ニーズにマッチとは、腰痛や神経痛といった悩みの主症状にするのがベストです。患者様は「腰痛を改善したい」のであって、「鍼灸を受けたい」ではない可能性が高いからです。
※あくまでも、鍼灸は身体の症状がよくなるための手法に過ぎません。
のぼりの活用法の詳細はこちらをご覧ください


【鍼灸院】オンライン集客方法5選
オフラインでの集客を行いながら、同時にオンラインにも力を入れていかなければなりません。今の時代では、年齢に関わらずスマホを所有しています。
つまり、オンライン上でのきっかけを作っておかなければ集客は上手くいかない可能性があります。一つずつ今の自院に合わせた方法を選択していきましょう。
01.SNSの活用
無料で活用ができるSNSは、 認知拡大と地域とのつながりを作ることが可能なツールです。地域の店舗との関係性を構築することと、患者様や地域の方からフォローをしてもらえるコンテンツ発信をしていくことが大切です。
- 院の特色が分かるコンテンツ
- 見てためになるコンテンツ
- 日々のストーリーで予約枠の発信
- 人柄が分かる内容のコンテンツ
興味を持ってもらう▸知ってもらい、フォローされる▸体に関して解決できそうな期待値を作る▸DMやオンライン上から集客の流れを作る
SNSは、戦略的に動かすことが必要になるため事前準備も大切です。これからはSNS広告のマーケットも広がっていくので、よりコンテンツの質が重要になる時代です。
予約や診療時間など興味を持たれないコンテンツ発信は集客効果は期待できないのでやらないのが無難です。それをするなら、毎日の空き状況をストーリーを使って発信し、顧客とやり取りの接点を持てるようにするのが大切です。
02.MEO対策の実施
無料でできる集客方法として、MEO対策もおすすめです。正直SNSよりも温度感の高い人が見るので集客効果がダイレクトに効いてくるのが特徴的です。
- 検索=何かしらで困っている人
- 身体の症状を解決できるか比較される
- 口コミや情報によって来院有無が判断される
MEO対策は、中長期(3ヶ月以上)の集客戦略になってきますが持続的にWebからの集客を作っていくには大切な部分になります。
しかも、鍼灸院でMEO対策をしっかりと行っているところは本当に少ないので、上位表示や集客効果を高めやすいという利点もあります。
Google検索ユーザーが7割以上の今、検索で一番上に表示されるGoogleマップへの対策は行わないのは集客力を落としてしまいます。



対策している鍼灸院が少ないうちに、先行者有利で対策をしておくのがおすすめです。
鍼灸院のMEO対策についてはこちらをご覧ください


03.HPで集客する方法
鍼灸院のホームページは、しっかりと作りこむことで反応率を高めやすいという利点があります。ホームページがなかったり、古いデザインのままの鍼灸院などもあるため、今の時代にマッチした内容にするだけで成果が出てきます。
SEO対策などについては、時間もかかるため数ヶ月ほどの時間軸で集客を改善していくという流れになります。
- 施術者の人となりが分かる
- 施術内容や改善期待の内容で信頼度が増す
- デザインやコンテンツの質が重要になる
ホームページは、MEO対策とセットで考えていきながら集客の流れを作ることが大切になってきます。
SEOとMEOの考え方についてはこちらをご覧ください


04.Web広告の活用
Web広告とは、いわゆるリスティング広告(Google検索によって表示される広告)やSNS広告がこれにあたります。
広告なので、コストがかかる集客方法になってきます。そのため、運用目的や目標数値や実績数値の分析などもセットで考えて広告を回していく必要があります。
メリット
- コストをかければ上位に表示される
- 不特定多数の人にアプローチ可能
- 新規集客効果が出ているときは、数字が伸びやすい
Web広告の良い部分は、丁寧に運用をしていけば費用対効果の高い成果を出せることです。集客コストが1000円~3000円のレンジで運用ができれば、1人が1回来るだけでも損益を超えます。
デメリット
- 広告コストがかかるため、資本が必要
- 自分で出来れば良いが外注になると高くなる
- 必ず集客できるとは限らない
Web広告はメリットも大きい一方で、デメリットの部分もあります。広告コストは数万以上かけるのが一般的なので、資本がないと中長期の運用は難しくなります。
Web広告に関しては、無料で出来ることや短期で成果の出やすい施策を行ったあとに実施するのが個人院としての戦略になってきます。



ホームページやSNS、MEOなどが全然整っていない状態で行っても反応率が取れないのは確かです。
05.ポータルサイトの利用
ポータルサイトの活用も、オンライン集客においては効果性の高いものになってきます。ポータルサイトとは、ホットペッパービューティーやエキテンなどのことです。
ポータルサイトは、有料から無料のものまで幅広いですが無料ではなかなか成果が出てこないのも事実です。そうなると数万円かけて有料プランで運用することになりますが、地域や競合との状況によって成果も変わってきてしまいます。
- 月額制で数万単位でコストがかかる
- すぐにやめることができない縛りがある
- コストに見合わない集客数になる可能性もある
ポータルサイトは、ホームページやMEO同様に運用していく必要があります。月数万のコストがかかることも含め、導入に関しては検討してからにするべきです。
売上に対して、宣伝広告費(コスト)をどのくらいかけるかを決めておくのがポイントです。
例えば、売上の何%で回していくのか?というのを軸にします。毎月広告費として5%と考えるならば、支払い費用が5%になる売上になると見込んで導入するという流れです。
50万の売上・・・5%の広告費=25,000円
70万の売上・・・5%の広告費=35,000円
広告コストは、損益分岐点にも影響が出るため何%までかけられるのかをしっかりと戦略的に考えることが大切になってきます。
鍼灸院で集客できていない理由を分解する
ここまで、オフラインとオンラインを活用した集客方法をそれぞれご紹介してきましたが、一番のポイントは「なぜ、集客できていないのか?」を明確にしていくことです。
集客できていない本質的な理由を明確にしていないのに、広告やチラシを撒いていませんか?



集客の有無には少なからず、原因があります。その原因を解消するように動かなくては、いつまでも集客に悩む鍼灸院になってしまいます。
集客ができていない理由リスト
鍼灸院で集客ができていない理由は、主に以下のような内容になってきます。
- 地域に対する認知度不足
- 何ができるところかが不明瞭
- 顧客満足度が低い
基本は、知られていないということと、何をしてくれて、どう改善するか?が分からないということが大きな影響を及ぼします。それを解消するために、オフラインとオンラインを組み合わせた動きを戦略的に行っていくことが大切です。
戦略=マーケティングがハッキリしていない状況で動いている場合、成果が一時的に出ても再現性が乏しくなるので集客活動を常に行っていないといけないスパイラルになります。
鍼灸を知ってもらう重要性
そもそも鍼灸がどういった効果を持っているのか?というのを知らないという人は意外と多いです。
”鍼=刺す=痛い”といったイメージで、注射などと勘違いしている人もいらっしゃるくらいです。
そのため、鍼=痛くないということも知ってもらわなくてはいけません。また、どんな症状に対してどんな効果があるのか?というのをホームページを活用してコンテンツを用意するのが大切です。
初めて利用する人や何かしらの痛みで悩んでいて、鍼が良いらしいという噂を聞いた人に対してしっかりと刺さるコンテンツを用意しておくことで、反応率を高めることができ、集客効果を高い水準へと押し上げることが可能になります。



整骨院や接骨院、整体院を利用している人からの流れを取りにいくには「鍼灸の方が効果ありそう」と感じてもらうような仕掛けを入れていくことを意識しましょう。
鍼灸院で集客を成功させる秘訣
ここまでご紹介してきた集客手法を成功させるには、必要なことがもう一つあります。
利用したいと思っていただくための仕掛けを行った結果、「どうやって予約を取るか」までの流れを考えていなければ来院せずに機会損失になる可能性があります。
それを回避するには、”予約システムを導入するかLINE公式などを活用した予約”を構築しておきましょう。一番ベストなのは、Web上で24時間予約ができるシステムを導入するのが一番です。
- LINEなどのトークを行わなくて済むので予約が入りやすい
- 好きな時間を選んでもらえるので、予約のコントロール不要
- 初めての人はハードルが低く利用しやすい
初回来院の流れを作るうえで、Web予約は必須とも言えます。ですが、気を付けたいのは2回目以降の来院に関しては窓口予約率も意識していかなければ、離反率が高くなる可能性もあります。
月数千円のコストなので、予約システムを導入していない鍼灸院の先生はスグに検討しましょう。
【 鍼灸院集客 】戦略的に動けば結果が出る
鍼灸院の集客は、冒頭でもお話したように「マーケティング」の要素が大切になってきます。
今回ご紹介してきた集客手法+戦略(認知▸興味▸来院)を構築していくことができれば、どの立地でも集客を行うことは可能です。
鍼灸の技術と院のことを知ってもらい、集客が成功すれば個人院で80万AVを回数券なしでも作り出すこともできます。一人でも多くの方にご利用いただけるような鍼灸院を目指して運営していきましょう。
Kuruinでは、治療院のマーケティングに特化した総合サービスをご提供しています。現場のことが分かるからこそ、集客のサポートや院内のフローなどを詳細にサポートすることが可能です。
鍼灸院の集客や認知、チラシ制作やWeb制作などでお困りの方は、一度無料相談よりお問い合わせください。