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【 治療院新規開業 】いつから準備しておくべき?具体的な期間を公開!

治療院を開業するときに・・・

「自分の治療院を開業しよう!」と考えたときに、どのくらいから準備すれば良いんだろう?って疑問に思いませんか?
実際に初めて開業する方が多いと思いますが、何店舗も新規出店サポートをしてきたからこそわかる期間があります。
その具体的な期間と理由について詳しくご紹介していきます。整骨院・接骨院・整体院・鍼灸院の新規開業を考えている先生方は要チェックの内容になります。
【 治療院開業 】準備期間
それでは、早速結論からです。
治療院開業の準備期間は、最低でも6ヶ月。余裕を持てるなら8ヶ月前からが基本ベースです。
これには、様々な理由があります。
開業にかかる時間ともう一つの軸が関係してきます。それは認知と集客です。
新規で治療院を開業するときには、集客活動はつきものです。この初動における集客活動を失敗すると、経営が厳しくなりやすいです。
余裕ある資金がある人は別ですが、ほとんどの方が融資を受けて開業するハズです。融資を受ける際にはある程度の事業計画を立てると思いますが、それが青写真のままで、実際にその通りにならないと返済額だけが膨らみます。
つまり、初動で失敗しないようにするためにある程度の期間を設けて集客活動を行うことが大切になってきます。
ここから先は、実際に治療院開業までの期間を具体的に分解して解説してきます。
【 治療院開業準備 】8ヶ月前
8ヶ月も前に何をするの・・・?と思っている方。
実際にはこのくらいから動かないと間に合いません。治療院を開業するときによほどのことが無い限り、物件を契約します。
探していきなりいい物件に巡り合えればいいですが、そんなうまい話はなかなかありません。物件の契約条件をある程度決めて、目星をつけていく時期になります。
物件の広さ・契約期間・家賃・駐車場・周辺環境・人口動態など、一つの店舗を決めるだけでも色々なことを調べないといけません。物件の情報だけで契約するのではなく、実際には治療院を開業するわけなので、人流や車の動きなど詳しい現場感もリサーチするのが通常です。
【 治療院開業準備 】7~6ヶ月前
物件のリサーチとともに、契約前にやるべきことは開業する治療院のコンセプトやターゲット設定です。市場の分析・競合分析などを丁寧に行っていくことが大切です。
時間をかけることができるこの時期に、リーンキャンバスや3C分析、カスタマージャーニーマップなど青写真を具体化させる作業が必要になってきます。
開業前にやるべきことリストはこちら

この一見やらなくても良いと思ってしまうことこそ、初動の差を決めます。
やっている店舗とやっていない店舗では、考え方も異なってきます。
今の状況をしっかりと判断し、次に起こす行動が思いつくようになる。これは、事前に準備しているからすぐに思いつくのであって、何もしていないとそこからひねり出すのに時間がかかったり、焦って無料施術などの安易な集客方法にすがることになります。
ここは余裕があるからこそ、やっておきたい行動です。
【 治療院開業準備 】5ヶ月前
物件の目星がついてきて、開業前のリストを更にブラッシュアップかけていく時期です。具体的に何を準備すれば良いのかをスプレッドシートなどでリスト化しておきます。
内装や外装、集客にかかる期間、SNS運転期間など様々なアクションをリスト化し、どの時期から動くのかを決めていきます。
この計画こそが、残りの期間が短くなったときにミスなく進めることができるようになるポイントです。あらかじめリスト化しておくことで、見返しながら、済んだらチェックを入れる。これの繰り返しになります。
【 治療院開業準備 】4~3ヶ月前
店舗の契約がこのくらいには済ませないとまずいです。その理由は、店舗の内装・外装は2~3ヶ月かかるからです。
これは業者によっても異なりますが、クロスの選定やベッドの種類や配置、電気の種類など本格的にやることが多くなります。
治療院開業をより具体的に実感してくる時期です。
この時期は、業者との打ち合わせが入ってきたりするためここまでの準備期間でやってきたようなことは手がつけられないと思った方が良いです。
また、店舗の工事とは別に集客に必要なチラシ・ホームページもこの時期から探すのが大切です。中には高額な業者もいたりするため、丁寧に調べていく必要があります。
Kuruinでは、チラシ制作・ホームページ制作・MEO対策・名刺や診察券制作など治療院に必要なことの総合サポートが可能です。準備に困ることなどありましたら、気軽に無料相談でご連絡ください。
【 治療院開業準備 】2~1ヶ月前
この時期からは、本格的に集客の準備に取り掛かる必要があります。
目標集客数を逆算して、チラシの配布枚数などを具体的に決めていきます。また、SNSは無料で稼働できるので遅くとも1ヶ月前から発信をしていきましょう。
集客の効果を作り出すには、チャネルを増やして幅広くリーチをかけていくことが求められます。あくまでも最初のポスティングでの集客がメインでも、SNSなども同時に稼働させていくことで、認知を獲得することができます。
集客の基本は、手前に必ず認知のフェースがあります。これを飛ばして集客することはあり得ません。なので、知ってもらうというイメージで各媒体を動かしていく必要があります。
認知・集客に関する解説はこちらをご参照ください。

【 治療院開業準備 】1ヶ月前
ここからは、もう本格的に集客活動だけに振り切っていくことが大切です。
事前に準備しておいた流れをもとにポスティングなどを戦略的に実施していきます。ここで、闇雲に枚数を配りまくる!というやり方は効率が悪いので避けましょう。
実際に必要なポスティングの戦略はあります。これに必要な期間はやはり1ヶ月です。
「1週間前から撒けば良いんじゃないの?」
こんな風に思う先生もいらっしゃるかもしれません。
でも、実際にはそれでは初動の集客効果はめちゃくちゃ低くなります。別にそんなに集客が必要ない。と思っている場合には良いですが、基本そんなことはないと思います。
なので、1ヶ月の余裕を持った集客戦略が大切になってきます。詳しい戦略方法については、Kuruinへご相談ください。
治療院開業準備は意外と長め
今回ご紹介したのはあくまでも一例です。実際には、良い物件が出てこなかったり、内装に時間がかかったりと前後することがあります。
そのため、集客に必要な準備期間と店舗に必要な準備期間を同時かつ切り分けて動いていく必要があります。初動に失敗することで、治療院が長続きしないというのは想像できると思います。
せっかく自分の治療院を開業するのであれば、整骨院・接骨院・鍼灸院・整体院に限らず、今回の流れをインプットしておいて損はないと思います。
もし、治療院の新規開業の流れについて分からない事や不明なことがある場合には気軽にKuruinへご相談ください。