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【 マーケ×デザイン 】整骨院・整体院のホームページ構成について

ホームページで大切なこと
「治療院のホームページ」で必要なことは何だと思いますか?
この質問されたときに、「集客」という視点から考えなくてはいけません。
店舗への集客導線として、ホームページにはどんな情報をどんな順番で表示するのか?は基本中の基本となります。
また、そこに加えて重要なのが見込み顧客である人に対して「行ってみようかな」と思ってもらうには、コピーの精度とデザインがカギを握っています。
Kuruinが考える治療院のホームページは、マーケティングとデザインの掛け算によって構成をしていきます。そのため、テンプレ化したものではなく「治療院に合わせたオリジナルデザイン」で制作することを大切にしています。
今後ますます整骨院・接骨院・鍼灸院・整体院などの業界は、集客が難しくなっていく可能性があります。その競争の中で選ばれるようになるのには、ホームページは作ることを目的にしてはダメです。不確実な新規に関わる項目だからこそ、その新規流入率を高めるための工夫をしていかなくてはいけません。
その新規流入率を高めるためのホームページについて、ひとつひとつ紐解いていきながら解説していきます。
治療院のホームページで集客数を伸ばしたい先生はぜひチェックしてみてください。
ホームページの基本的な構成
ホームページは、基本的に以下の順番で構成をしていきます。
ここでキャッチコピーの精度とデザインが一番大切になります。ホームページのファーストビューで離脱率は大きく変わってくるので、ここには拘って作りこむ必要があります。
指名検索(店舗名)で流れてきた人を想定し、上部に予約訴求を入れます。ターゲットは、潜在顧客ではなく顕在顧客(既に行こうと思っている人)に対して、分かりやすくする導線です。
どんな悩みを解決してくれるのか?という部分をコンテンツにしておきます。タイトルのデザインでページを遷移してもらうようにするのが大切です。
次に、それらの悩みをどんな方法で解決するのか?というのを伝えていきます。院の利用してほしい施術をピックアップして載せるようにしましょう。
治療院の特徴ですが、「顧客にとってのメリット」という視点で考えるようにします。権威性を強く出すのはあまり効果はありません。(特に同業者から認められているなど)それよりも、身体の悩みを解決できるのか?という部分での特徴を丁寧に訴求するようにします。
第三者の声は、とても重要な役割を持ちます。また、同じ症状や悩みを持っている人の声は脳に刷り込まれるため心理的にも利用のハードルが下がる可能性が高くなります。
院長紹介は、人柄を表すためにトップに掲載しましょう。見た目や雰囲気で判断されることが多いため綺麗な写真で明るいイメージのものを使用するようにします。
電話・予約・LINE・地図・駐車場など基本的な情報を全て掲載するようにしましょう。
ホームページ作成するときの注意点
ホームページ作成においてう重要なことがいくつかあります。治療院で多いのが、お金をかけてホームページを作ったものの、そのままにしてしまって結果的に集客できずに悩むという流れになります。
SEO対策をした方が良い!という抽象的なセミナーなど見聞きしたことないですか?
治療院セミナーのあるあるが、SEO対策・MEO対策した方がいい!という内容になっているものの何をどうすればいいか?は明確に提示されないことが多いです。
「ホームページは育てていくもの」という解釈を持ってこれからお伝えする内容をチェックしてみてください。
作ってからが重要
ホームページは、「作った後」 の方が絶対に重要です。
オンライン集客を高めていくには、継続的な対策を行い中長期的に伸ばしていくことを前提に動きます。
3ヶ月~半年間でホームページの質を上げていくことで、アクセス数を担保することができるため自然検索による集客を促すことができます。
多くの場合、広告に頼ることが多いためPPCやSNS広告を使用してやるというアドバイスがあると思います。ですが、広告はコストもかかるため初動の時には有効的ですが、中長期的には個人院の場合ランニングコストが高くなってしまうためおすすめしにくいです。
グループ院の場合、宣伝広告費のコストを年間の事業計画に組み込むことが可能なので、ある程度対策をせずとも集客につなげることができます。
これからお伝えする内容は、中長期であることとコストはかからないという大きな特徴があります。ですが、ほとんどの治療院はこれをやっていません。
今日からでもすぐに対策することで、安定的な集客を作るきっかけになるかもしれません。
コンテンツマーケティング
オンライン集客において、重要なことはホームページを自然検索で引っ掛かるように対策することです。
よほど知名度や顧客の興味が高くない限り、「○○整骨院」や「○○整体院」といった指名検索はされません。なので、ホームページを作っても流入が少ないのはこれが理由です。
その対策として、「コンテンツマーケティング」を行うのがおすすめです。
コンテンツマーケティングとは、症状やストレッチなどのコンテンツページを量産し、検索流入を増やすというイメージです。
例えば、腰痛に困っている人はどんな検索をすると思いますか?
「腰痛 改善する方法」「腰痛 ストレッチ」「腰痛 足のしびれ 改善」こんな感じで検索をします。
これらの検索ニーズを満たすページを量産していくのが、コンテンツマーケティングです。
腰痛に絞っても、かなりの数のコンテンツが作れます。
コンテンツマーケティングは、正直面倒くさいし、時間がかかるという点でやらない人が多いです。ですが、他がやらないところにチャンスがあります。

コンテンツマーケティングのメリット
コンテンツマーケティングを行うメリットは以下のようなことがあります。
- ホームページ流入数が増える
- 広告を使わずに、自然検索で流入がある
- ドメインパワーが強化される
- 潜在顧客に選択される可能性が高まる
検索する人の心理を深堀り、必要な対策を行うことがコンテンツマーケティングの基本です。
なので、自分が発信したいことよりも他人が知りたいことにフォーカスすることがとても重要な考え方になってきます。(これは、マーケティングの基本でもあります)
コンテンツマーケティングのデメリット
一方でコンテンツマーケティングには、デメリットも存在します。
- 集客効果が出るかは不明瞭
- 効果が出るまでに時間がかかる
- 顧客が必要なコンテンツを作る知識がいる
- インプットしていないと難しい
コンテンツマーケティングを進めていく上で、症状に対する知識のインプットが重要になります。
AIで作ればいいでしょ?と思いませんか?
ですが、今後AIの活用で類似したコンテンツが増えていく可能性が高いです。そうなると、専門性の高いところへアクセスが集まり集客効果が出てくることが考えられます。
なので、ただChatGPTに入れて作ればいい!という安易な考え方では伸びなくなるので気を付けましょう。(検索の表示には、Google側でオリジナリティのあるコンテンツが選ばれる傾向が強いです)
あくまでもChatGPTは叩きとして作成し、肉付けの部分は自身の知識が大切になります。
ホームページはデザインも大切
ホームページを作ったあとの流入には、コンテンツマーケティングが大切だとお伝えしてきました。その一方で、コンテンツが大量にあってもデザインがイマイチだと反応率が落ちる可能性があります。
そのため、デザインの要素もしっかりと力を入れていくことが今後の差別化には大きな意味を持ちます。
メインビジュアルの部分を強化しきれていない整骨院や接骨院、整体院のホームページはとても多く見受けられます。人口減少とともに競争が更に激しくなる可能性が高い業界だからこそ新しいマーケティング×デザインが重要になっていきます。
個人院でもグループ院でもこれは同じです。
今後デザインとマーケティングの組み合わせは、集客の差をつくるために重要な要素になるので積極的に取り組むようにしましょう。
つまり、これから新規開業でホームページを作る場合にはコンテンツ・マーケティング・デザインの3つが揃うところへ依頼をかけないとお金だけが無駄になってしまうので気を付けましょう。
差別化をすることの意味
差別化をすることの意味は、集客力に大きく影響を与えます。
同じコンテンツがあったとして、デザインや訴求の良し悪しで選ばれる確率は確実に変わってきます。
差別化というのは、ターゲットに対する明確なブランディングを基にしたデザインとコンテンツが肝です。安易に真似るのではなく、オリジナルを作ることに集中しましょう。

集客を考える方が多いですが、最も大切なのはその前の「認知」です。
Kuruinでは、一貫して認知から集客をつなぐための戦略策定が重要だと伝えています。知られていないのに、集客はできないというのは言われれば当たり前の話かと思います。
ホームページのデザインとマーケティングを組み合わせて、中長期的なコンテンツマーケティングを実行していくのは安定した認知と集客の導線を作ることにつながるため必ず実施した方が良いです。
ぜひ、マーケとデザインの組み合わせに取り組んでみてください!