【 治療院集客の罠 】知らないと損する!治療院集客4つの軸の考え方

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治療院集客には4つの軸がある

開業時や普段の運営の時に、集客が必要になる時は必ずあります。そんな時に、集客のやり方を間違えると効果が出るまでに時間がかかることを真剣に取り組んでいるというケースもあります。

まずは、接骨院・整骨院・鍼灸院・整体院などの治療院で集客を行うときには4つの軸があることを知っておくことが大切になります。

効果性と時間軸だけを考えるだけで、「今本当にやるべき集客方法は何か?」を導き出すことができます。今回の内容は、集客に悩んでいる治療院はもちろんですが、これから集客しなきゃいけない新規開業を考えている治療院の先生も覚えておくべき考えです。

集客4つの軸をご紹介しつつ、具体的なそれぞれのフェーズで対象となる集客方法について解説していきます。

時間がかかる×効果性が高い

時間がかかるけど、効果性が高い集客方法は中長期的な目線で考えて行なうべき部分です。

ここでは、短期的な集客が必要な治療院よりかは安定的な集客を作るフェーズに入ったら取り組む必要があります。高い効果性を維持するには、施術の精度やサービスの質が大きく関与してきます。

集客施策の例
  • 口コミ数の数を増やしていく(上位までの数を獲得)
  • 紹介してもらえる院をつくる
  • 店舗の近隣と関係値を強くしていく(イベント参加)
  • 体操教室や運動教室サポート

時間軸には差がありますが、これらを強くしていくことは集客効果を高い状態で維持ができるようになります。集客において新規患者様数は不確実性の高い項目です。

だからこそ、「地域からの評判」を大切にしていくことが重要になってきます。紹介は新規のうち最低30%以上を保てるようにするのを目指しましょう。

紹介される治療院をつくることができると、短い時間軸で大きな売上というよりかは、長期間で安定した売上をつくることができます。

1ヶ月だけの最高売上にはあまり意味はありません。

そういった情報を見聞きしたときに、「その売上は毎月安定しているか?」と考えてみればわかるハズです。

時間がかかる×効果性が低い

これはやる意味がないのは、分かると思います。時間かけているのに、効果性が低い集客方法になります。

でも、意外とこの部分に力を入れている治療院もあります。しっかりと考えれば当然のことでも集客しなきゃと考えるあまり、目の前のことに注力しがちになります。

集客施策の例
  • 院の周りの掃除を毎日する
  • 飲食店へチラシを置いてもらう
  • SNSにスケジュール投稿をしている

これらの項目は、集客という視点で考えると効果性は低いし、効果が出るにしても長期間かけてようやく1人来るかどうかという部分です。

※決して掃除がダメとかスケジュール発信がダメということではなく、集客効果はありませんよという視点で考えていただければと思います。

時間がかからない×効果性が高い

時間はかからないが、集客の効果が高い部分は治療院開業時には必ずやるべきフェーズです。

ここでは、集客の効果だけを最大化させるためにフルコミットしていくことが重要です。まずは初動の集客が必要な時に、コストもかけながら効果性を出していくイメージになります。

集客施策の例
  • ポスティング
  • リスティング広告
  • SNS広告
  • 患者様からの紹介

ここは、宣伝広告費をかけて認知から集客までの流れを徹底して考えていきます。導線を組んで、その流れに沿って動いていき目標集客数達成を目指します。

ここの集客フェーズは、こちらで動いて広告を行うプッシュ型が中心となります。ですが、開院してからの集客効果を高める方法の一つとして実際に利用した患者様からの短期の紹介獲得を狙っていきましょう。

他の院との差別化を実際の施術で感じてもらえるようになれば、紹介してくれるようになり、そこから更に効果性が拡大していくという流れに入ることができます。

ここは、常に意識しておくべきフェーズであり、集客が必要になったときにはスグにここの部分に当てはまる項目から考えるようにしていきましょう。

時間がかからない×効果性が低い

時間がかからないが効果性が低い。これは余裕があればやった方が良い項目になります。単純にそれで集客できるか?という点においては効果性は低いという判断になりますが、認知活動の意味では大切な部分です。

集客施策の例
  • 店頭のぼり
  • ブラックボードの活用
  • 近隣店舗へのあいさつ
  • 地域行事の参加

単純に気軽に行うことができるが、やる意味はある。というところが大切なポイントです。

「時間がかかる×集客効果が低い」の項目と違うのはココにあります。時間をかけているのに効果性が低いことをやるのは意味がありません。

短時間で対策できるからこそ、取り組む意図はありますがこれだけで効果性を期待するのは難しいと思います。そういった意味では、集客に切羽詰まっていない状態で余裕があればやるくらいのイメージ考えていきましょう。

集客は動く前に考える

集客が必要になったときに、まずはしっかりと考えて整理をするように意識しましょう。

闇雲に取り組んで、とりあえずできることから。という考えでスタートすると、うまくいくまで時間がかかる可能性が高いです。

まずは、集客の流れの地図を自分なりに想像すること。そこから、実際に取り組んで効果を検証することが大切です。

行動量は一定の量が必要になるので、行動ありきではありますが何も考えずに動くのはやめましょう。
北海道へ旅行に行きたいと考えたときに、誰もが何で行くか?時間がどのくらいかかるのか?費用はどのくらいか?を当たり前のように考えると思います。

それと同じように集客にも必要なこと、動きの量を考える時間は必要です。

効果検証までが必ずセット

どんな施策を行うにしても、その効果はどうだったか?を確認することが大切です。

つまり、費用対効果の確認です。

10万円かけた集客施策があるとして、実際には2人程度しか集客できていなかった場合にそれを続けるでしょうか?

全員が「NO」と答えると思います。

これが効果検証の重要性につながります。時間軸と効果性の軸をベースに考えるので、PDCAサイクルを活用した取り組みになるように心がけましょう。

PDCAサイクルも考え方が表面的な言葉にならないように注意が必要です。

PLAN(計画)

PLAN(計画)はそのままです。ここまでご紹介してきた集客方法の中で、効果性が高いゾーンのものを選ぶようにします。

DO(実行)

DO(実行)は、決めた行動に取り組むだけでOKです。行動を起こせない=集客はできないことになるので、決めたことはやり切ることが大切になってきます。

CHECK(確認)

PDCAサイクルで大切なのは、ここからです。

CHECKを計画と実行の確認するだけにしていたら、意味がありません。現状を正しく把握する(現状把握)その事象の要因(理由)を深く考える(要因分析)のが重要になります。

ここで、結果が出続けるかどうかに差があります。ただ漠然と計画立てて、実行して数字がどうだったか?というのは誰でもできます。

その結果が出たのは何故か?を深く掘り下げることが重要な理由です。行動の量が足りなかったのか?チラシの質が悪かったのか?キャンペーン期間に人数訴求がなかったか?など考えられることは様々です。

そこで、集客する前の自分に立ち返ったときに「行った集客は4つの軸のどれなのか?」を考えていき、またそれを選択してどんな結果が出るのかを良そうしていたか?という視点でも考えられる時間になります。

このようにただ、計画と実行の数値や達成の可否だけを追うのであればPDCAサイクルにはなっていません。治療院だけに限らず、ビジネスの基本はフレームワークの活用の仕方にポイントがあります。PDCAサイクルやっている!と思っていた人も改めて見直してみるべき部分です。

ACTION(改善)

その次のACTION(改善)は、4つに分類させることができます。

継続・変更・停止・追加

継続

継続はそのままです。計画▸実行の数値が良ければ、それをひたすらこすりましょう。反応が出ている部分に行動の量を増やしていくのはとても重要です。「これよりももっと」と考えるまえに、同じ施策をした結果も見てみる必要があります。

変更

変更は、計画自体を変えていきます。現状を把握して、要因分析まで出せたらその次にどんなアクションを取るのかを考えていきます。

計画を変更し、また実行してから確認するというPDCAサイクルの流れに沿って動いていきましょう。

停止

変更とセットで考えることが多い「停止」です。計画を停止して、新たな計画を考えます。その計画を停止する理由が明確なのであれば、次考える計画はそれと被らないようにすることが大切になってきます。

追加

追加は、継続したプランにプラスの要素を足していくイメージです。例えば、チラシ100部で1名集客できたのであればそれを3倍にしたらどうなるか?という考え方です。

単純に今の立てている計画に、プラスしていくと結果も変わっていく可能性があるので上手くいっていることが前提条件です。

治療院集客で大切なこと

今の時代、「手法」に関しては、色々と出てきているため何が正解かは誰にも分からないです。そして、その手法が誰にも当てはまるとも限らないということも知っておくべきポイントです。

では、何を大切にしたらいいのか?

それは「考える力」です。常に患者様のことを考えて、これから利用する人のことを考えている整骨院や接骨院が成功していきます。

目先の売上だけでは意味がありません。その整骨院・接骨院・整体院が10年・20年と続くことができるかどうかは「考え方」で大きく変わってきます。

手法だけだと、「結果が出ない=よくない方法」と思うようになってしまいます。確かに数値も大切な部分になってきますが、サービスの質が担保されていない・技術が担保されていない治療院には一時来たとしても離反する人が多くなります。

Kuruinでは、集客の方法だけではなくそれぞれの治療院に合わせたやり方を見つけていきます。一緒に集客を行い、理想の整骨院・接骨院・整体院をつくるサポートをしているので、気軽に無料相談からお問い合わせください。

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