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【 治療院集客 】ポスティングの成果を最大化するために考えるべきこと

治療院集客|ポスティング
新規集客の王道であるポスティングですが、量を撒くことも大切になってくるのは大前提ですが効率よく反応が取れないか?と疑問になりませんか?
ポスティングの反応率は、低いから量を撒かなければダメ。というのは半分正解で、半分は対策してないから反応率が低いということです。
実際に、両面チラシではなく片面チラシのみで30名前後を集客することは可能です。特に治療院開業をするときにまずは集客が必要なときにそれだけ反応率が取れるかどうかで売上も大きく変わっていきます。
今回は、ポスティングという観点だけに絞って紹介していきます。治療院のポスティング戦略について詳しく解説していきますので、詳しく知りたい方は最後までお読みください。
ポスティングをする前に
ポスティングをやろう!と思っている治療院の先生の課題は、「集客」です。
集客をしたいのであれば、ポスティングをする前に考えなくてはいけないことがあります。
それが、そのチラシによってどんな人に来てもらうのか?というのを明確にしておくことが大切になってきます。「そんなことよりも行動した方が良い」というのも、正論です。
確かに、行動のスピードはめちゃくちゃ重要。でも富士山に登る時には「服装は?」「持ち物は?」「靴は?」など考えると思います。それと一緒で、富士山に登ろうと思ったらどんな準備が必要か?を頭で勝手に考えると思います。
なので、ポスティングをする前には「準備する時間」が「反応率を左右する可能性」がある訳です。
ポスティングの戦略立て
治療院の場合、店舗ビジネスなので戦略の立て方は難しくないです。以下の内容をピックアップして決めていきます。
- 周辺地域の状況を確認
- 車の流れを確認
- 人の流れを確認
- GoogleMAPでリサーチ
- 人口や世帯数の把握
周辺環境の状況確認
周辺の状況というのは、学校やお店、戸建て・マンションなどだいたいどのくらいの世代の人が居る街なのかという全体感を把握しておきます。
ここに関しては、店舗の契約の時に確認するハズなのでそこまで注意深くやる必要はないです。でも改めて街の状況を把握しておくことでポスティングの動きが加速していきます。
車の流れを確認
車の流れは、店舗に対してどっちから来ることが多いか?ということです。
店舗の視認性も含め、車の流れに合わせるようにポスティングをしていくと知ってもらえる可能性が高くなります。
全部の車がその周辺に住んでいる方ではないのは承知の上で、全体感を知っておく上で車の流れは重要です。また、駐車場のアクセスのしにくい方向へポスティングをしても敬遠されてしまうこともあるので、それはスグに集客したいフェーズでは行わないと判断するのが賢明です。
ポスティングは徐々にエリアを広げていくのが反応率を高めるのに大きなポイントになってきます。
人の流れを確認
車同様で、人の流れも大切です。駅に向かう方向など人が動く流れを確認しておきます。
先ほどの車の時と同じく、認知を獲得してから来院というのが通常の流れです。そのため、認知獲得をしなくてはいけない新規集客のフェーズではとにかく流れを意識してポスティングすることが重要になってきます。
そんな時間勿体ないと思ってしまうかもしれませんが、これを認識できていないポスティングは効果を落とすので1日だけでも良いので、この時間は作るべきです。
GoogleMAPでリサーチ
実際に車や人の流れを確認した上で、その人たちはどの辺に住んでいるのか?という仮説を立てていきます。
必ずしも当てにいかなくてはならないというのではなく、仮説を立てて動くことが重要ということです。
闇雲に集客のためのチラシをポスティングしている人は、集客できたエリアや反応率が高いエリアなど確認していないことが多いです。ここが、仮説を立てているか立てていないかで出てくる差です。
ただばらまくだけなら、誰でもできるのとその後に検証しにくくなります。そのため、また量を撒かないと反応が出ないという考えで、コストだけ多くかかっていきます。
それを事前に避けるためにも、ポスティングの仮説を立てるというアクションは必要です。そのやり方は簡単で、GoogleMAPを使って、周辺環境を更に確認していきます。
ストリートビューは便利なツールですので、ぜひ活用して欲しいです。ストリートビューにした状態で、どの年齢層が住んでいるのか?というところから、重点的にポスティングするエリアに目星をつけていきます。
目星をつけたエリアにポスティングしてみて、反応が出てくればそのチラシで集客できる顧客というのがおおよそ分かるので、その後に撒くときも似たようなところへアクションを起こせばいいということになります。
人口や世帯数の把握
ここまでのポスティングするまでに必要なことを行っていけば、自然とここに辿り着くハズです。ここまでのリサーチを含め、「どのくらい人いるのか?」は気になるところです。
多くの場合、ここからスタートさせてしまいこれくらいの人口や世帯数だから、撒く枚数はこのくらい。と決めつけてしまいがちです。
数字だけの把握では痛い目を見ることになります。実際の人や車の動きは、人口や世帯数を把握するだけでは分からないことです。店舗の周辺環境や流れを知ったうえで、その地域の人口や世帯数を把握することでポスティングの方法を具体的に落としこむことができるようになります。
数値の把握だけにならないように注意をしましょう。
ポスティングの方法
ここからは、実際にポスティングをどのようにやっていくのかについてです。
個人で行なう方法と業者に依頼する方法の2つに分かれます。どちらを選べば正解というのは無いですが、ここは考え方にフォーカスして解説していきます。
個人で行なう方法
個人でポスティングをするメリットはいくつかあります。
- コストがかからない
- 狙ったところへポスティングできる
- 挨拶周りを兼ねることもできる
- 周辺環境を知ることができる
- 時間がかかる
- ポスティングに時間が取られる
個人で行なうメリットは、コストがかからないこととチラシの内容とマッチしそうなところへポスティングができるという点です。
その反面、個人で行なうと時間がかかるため枚数が多い場合には大変になってしまいます。
業者に依頼する方法
- 短い時間で多く配布できる
- それ以外のことに時間をつくることができる
- コストがかかる
- 狙ったところへポスティングは難しい
- 実績報告の確認はできない
- 反応率が落ちる場合がある
業者に依頼する場合には、時間がかからないなどのメリットと同時に、実際にどのように配布しているかは見えにくい部分です。
実績報告をもらったとしても、本当にその通りに配布されているかは確認しようがないです。そのため、反応率が比較的低く出た時に、どうだったか?という仮説の検証が図りにくいのがデメリットの大きな要素になります。
おすすめの方法
おすすめのポスティング方法は、最初は個人で行うやり方です。
理由は、反応が出たかどうかの検証をしやすいという点です。どんな家に配ったのかを自分で行なった場合には覚えていると思います。
そうすると、反応の出た範囲を中心に更に二度撒き・三度撒きへとつなげることができます。ポスティングは、一度撒いたらおしまいではありません。
実際に反応率が高まるのは、一度よりも二度撒きによる部分です。なので、同じエリアに同じように撒くということを覚えておきましょう。それを行っていくだけで30名まで伸ばすことは可能になってきます。
一回より二回を先に考える
ポスティングを実施する場合には、初回だけで反応率を高めようと思うのはなかなか大変なことです。
ですが、同一のエリアに2回以上一定期間おいてから撒くと反応率は高まる傾向があります。
これには流れをしっかりと作れていれば、そのような反応になってきます。新規開業の場合には特にこのやり方が重要です。
冗談を抜きにして、5000部を5000人に配布するなら2500人に2回配布した方が圧倒的に効果がでます。この方法は今までいくつか新規開業をサポートしてきたうえでの答えです。
なので、これから新規開業を考えている先生は2回撒くことを念頭にエリアの選定などを準備しておきましょう。
ポスティングで集客はできるのか
ポスティングに関する疑問は、「結局集客できるの?」という疑問ではないでしょうか?
結論・・・
「集客は可能」です。
冒頭でもお話ししたように開業時に30名の集客を考えるなら、ポスティングをするのは外せない方法になります。それには大きな理由として、ポスティングだけの効果を狙っていないということも関係します。
ポスティングをしたことによる「認知獲得」から「集客」の流れをつくることが可能なので効果があると断言できるわけです。
認知から集客の流れに関して詳しく解説している記事はこちら

チラシ単体で考えた動きだけではなかなか難しいのが現実です。それを覆すために、「集客までの流れ」を意識して動くようにしましょう。