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【 治療院開業失敗の法則 】整骨院や接骨院で失敗する5つの法則!

治療院開業は失敗することもある
これから新規開業しようとしている方やすでに開業したがうまくいっていない方など状況は様々だと思います。
治療院開業において、成功と失敗というのはどうしてもつきまとう問題になってきます。ですが、多く方がどうしたらいいのか?と悩んでしまうため、失敗の法則を知ったうえでその反対を行っていけば良いということになります。
「成功」だけではなく、「失敗」という部分にもフォーカスして考えておくことは行動するときにも大きな影響を及ぼします。
今回の内容は、整骨院・接骨院・整体院・鍼灸院などの治療院が失敗してしまう法則について詳しくご紹介していきます。
治療院開業で失敗する5つの法則
様々な条件の中で開業の成功や失敗は発生してきますが、こちらがコントロールできる行動に絞ったうえで掘り下げていきます。
- マインドが整っていない
- 準備期間が足りていない
- 初期投資がテキトー
- 目標設計がない
- 行動の量が足りない
それぞれの項目は、開業する前に知っておかないと失敗してしまう可能性を高めてしまうため、これから開業しようと考えている方は要チェックになってきます。
01.マインドが整っていない
マインドが整っていないのは、「開業する理由」や「治療院を始める理由」が自分ではなく周囲環境から決められた行動だとうまくいかない可能性が高いです。
それは、どういうことなのか?
「開業する理由」や「治療院始める理由」でマズイ項目
- 今の職場環境が良くないから・・・
- 年齢を重ねたしそろそろ・・・
- 自分の治療院を持ってみたいから・・・
これらは、非常に曖昧さがあることが関係してきます。失敗する可能性も考慮したうえで、選択しているというよりかは今の環境や状況から決めているようではなかなか難しいことが多いです。
元も子もないですが、開業する時には覚悟も必要になってきます。コンセプトの設計や認知から集客などやることの多い新規開業では、考え方と行動を変えることも頭に入れておくことが大切になってきます。
02.準備期間が足りない
次に、とても重要な準備期間についてです。
どのくらいの準備期間が必要なのか?を見積もって動けるかはとても重要です。
実際に治療院の新規開業時の準備期間についてはこちらで詳しく解説しています。

整骨院・接骨院・整体院・鍼灸院の開業時のスタートダッシュはこの準備期間で決まります。
この時にどんなアクションをするのかを逆算して考えたところから、成功へと近づいていきます。内装や外装などの期間だけに囚われることなく、「認知」から「集客」に必要なことを行っていき成功率を高めていくことが求められます。
新規開業の最大のポイントは・・・「集客」です。
初期の集客活動へどのくらい時間と行動をかけられるかがポイントです。しかも集客は一回の行動では成果が出てきません。
なので、継続的に行っていくことが求められる内容だからこそ準備期間の不足は失敗へとつながっていく可能性を高めます。
03.初期投資がテキトー
初期投資(イニシャルコスト)と維持費用(ランニングコスト)とありますが、大切なのはランニングコストを下げることです。
なので、逆に言えば最初の初期投資(イニシャルコスト)はスタートダッシュを切るためにも計画的に動いていくべきです。
融資を活用して開業するケースがほとんどだと思いますが、初期投資の内外装費とは別で広告宣伝費の部分もしっかりと見積もっておくことが大切です。
ポスティングの外注やインスタ広告・Google広告(PPC)など、集客において必要になりそうなコストをあらかじめ考えておくことで、思い切った行動ができるようになります。
意外とココを見積もっていなかったり、低予算にしてしまうことが多いです。
それでは、正直スタートダッシュを切るときに不利になります。初期費用は、目標の設計に合わせて決めていくことが一般的です。このあとご紹介する目標設計と合わせて考えていくようにしましょう。
初期投資が必要な理由
初期投資が必要な理由は、新規で開業するときの最大の課題は「認知獲得」です。
今回の内容は失敗の法則なので、深くご紹介はしませんが店舗型ビジネスにおいて最重要項目は「認知度」です。
知らない店舗には人がいかないのは当然です。ましてや新規開業時には少し興味持っている人が居ても、ほとんどの人は知りません。その「認知度0」の状態からスタートするのを理解しておけば、初期投資は確保しておかなければならないのがわかると思います。
04.目標設計がない
次に、目標設計の有無です。初期投資の話と重なってきますが、初月の目標総患者様数や1日の利用人数などを設計しておくことが必要になります。
なんとなく・・・というのは止めましょう。
「これくらい来るといいな」という願望ではそれ以下になることが多いです。テストの点数も80点以上取りたいと思っても、実際に80点以上取れた経験が少なかったのと一緒です。
願望ではなく、実際にどこまでの数値を達成するのか。これを目標にしておく必要があります。
目標の設計がない治療院開業は、目的地の決まっていない旅行に行くのと一緒です。目標の効果は絶大で、達成の可否もハッキリすることから行動も起こしやすいというメリットもあります。
目標設設計のコツ
目標の設計で重要なことは、項目だけではなく期間別に区切って考えることです。
1ヶ月の目標人数・3ヶ月の目標人数・半年の目標人数・1年の目標人数など区切って考えていくことで、やるべき行動にも落とし込みができます。
ここでは人数に絞ってしますが、そのほかの項目でも大丈夫です。
売り上げだけに絞る目標設計は避けましょう。
その理由として、売り上げの公式は「人数」×「単価」×「頻度」で成り立つからです。
この構成の中で新規開業の課題は「人数」になるはずです。なので、人数を追っていくのが基本的な考え方になります。
05.行動の量が足りない
最後は、失敗するのが当然とも言える部分です。
圧倒的に行動量が足りていないということが影響して失敗につながっていきます。
ポスティングの量やMEO対策、SNS戦略など様々なことをやるにしても、結局は行動量が勝負になってきます。
ポスティングだけに絞って解説すると、1000部配布して反応が0.3%(チラシの平均反応率の高い数値)としたときの結果は3人の集客です。
30名をスタート集客するのであれば、その10倍の行動をすることが求められます。これを出来るかどうかという点が大きな差を生みます。
事前の準備期間も含めて、圧倒的な行動量で突き抜けることができれば失敗する可能性は下げられます。これから開業を考えている方は、目標設計・準備期間にやるべきことをしっかりと抽出したうえで、行動量も事前に考えておくことが大切になってきます。
失敗してしまうほとんどの方が、「行動量」が足りていないことが多いです。まずは「質よりも量」という言葉がありますが、量は確かに重要なポイントになります。ただし、反応率が高くなりにくいチラシなどを配っていても意味がありません。
チラシは作成するときに、反応率が高いものを作らないと意味がないのでそれは別軸の考えで動くことが必要になります。
チラシで集客するときの内容について知りたい方はこちら

新規開業を失敗しないために
これから新規で整骨院・接骨院・整体院・鍼灸院などの治療院を開業しようと考えている方は今回の5つをインプットして行動に移していきましょう。
始まる前に対策をしておけば、成功する確率は高めることができます。またその反面に開業した後に焦っている方も5つの中の目標設計や行動量に関してはこれから改善が可能です。
失敗する可能性を限りなく低くし、「自分の理想の状態」に近づけるための院運営が大切です。「売り上げのため」の院運営は、長続きさせるという点においては厳しい戦いになってきます。
そのため、3年や5年で終わらないための長期間を考えの方がずっと大切です。一時的な月商〇〇〇万円に騙されることなく、自分の理想の形を思い描くことがKuruinでは大切だと考えています。
患者様から選ばれる治療院を作るために、今回ご紹介した内容をもとに院運営をしてみてください。