【 交通事故集客 】整骨院や接骨院で事故集客を成功させる方法10選

整骨院・接骨院の交通事故集客方法10選
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交通事故集客は売上に大きく影響する

整骨院や接骨院を経営していくときに、保険・自費・自賠責や労災といくつか方法がありますが交通事故による自賠責保険からの収益は単価も高いため集客をしたいと考えている先生も多いのではないでしょうか?

自賠責保険を使用した通院の平均単価は部位数にもよりますが、1回5000円以上になってくるため売上の貢献度も大きくなります。

治療院マーケター

交通事故の集客がうまくいくと、最低でも3ヶ月間は安定していきます。数万~数十万単位で売上が変わるので事故集客は積極的に取り組みたい分野になります。

今回は、交通事故集客方法について10種類を解説していきます。全て行うというより、必要に応じて行っていくというイメージで確認していただくのがベストです。ですが、今回の内容は総合的に全て実行できれば集客効果は確実に上がっていくのでなるべく多くの施策に取り組むことを前提にご覧ください。

交通事故集客方法10選

整骨院や接骨院で、「交通事故集客は重要!」というのは分かっていても「何からしたらいいか分からない」という先生もいらっしゃると思います。

しかも、交通事故集客に関しては通常の患者様の集客以上に「認知度」が重要になります。整骨院や接骨院で交通事故施術を受けられることを知らない方はとても多いです。そのため、様々な活動を積極的にこちらから仕掛けていくことが大切になるということです。

認知度が不足している状態(交通事故施術ができるかできないか)で、集客を増やそうとするのは無謀です。
10個の内容をぜひチェックしていただき、すぐに実践していきましょう。

交通事故対策10選

  • SEO対策
  • 広告運用
  • MEO対策
  • 院内ポスター
  • ポスティング
  • SNS広告
  • 既存顧客の利用
  • 既存顧客からの紹介
  • 保険会社からの紹介
  • 整形外科との連携による紹介

HP|SEO対策

まず一つ目は、ホームページのSEO対策です。SEO対策は、交通事故専用のホームページでなくとも”コンテンツマーケティング”を基本として進めていけば一定の反応は得られるようになります。

コンテンツマーケティングの内容
  • 事故に遭ってからの流れ
  • 整骨院・接骨院での事故対応の内容
  • 事故による補償について
  • 交通事故の各種症状ページ
  • 交通事故の通院期間の目安 など

交通事故に遭った人が見た時に役立つコンテンツを作成していくことが大切になります。
補償や流れについて書かれているホームページは多いですが、症状のコンテンツページが少ないことやもっと患者様が知りたいはずの内容が記載されていないことがあります。

SEO対策で交通事故集客を強化していく場合には、コンテンツマーケティングが基本なのでコンテンツ量を増やすことを意識して運営するようにしましょう。

交通事故の専用ホームページを作っただけでは集客は難しいため気を付けましょう。基本的なSEO対策だけでなく、持続的な対策が必要です。
※専用ホームページでPPCなどをかける場合には、それなりの単価設計になります。一人の集客コストは5000円~10000円以上かかるのが一般的です。そのため、数十万の広告宣伝費がかけられる状態であればコンテンツはそこまで意識しなくても大丈夫です。

LP|広告運用

一つ目のSEO対策の部分でも出てきたPPCなどの広告運用をすることを前提であれば、LPを作成するのもひとつの手段になります。

LPなので、一枚のページで完結できるようにコンテンツの内容も簡潔的に説明していかなくてはいけません。外注しても数万で作ることが可能なので、広告費用をかけられる状況であれば行っていくのはおすすめです。

基本的にLPの場合、広告を回していかなければなりません。そして広告費は、月数万~数十万単位でかかるので個人院の場合には資本に余裕がある状態でないとなかなか行うことが難しいです。
その大きな理由としては、広告費が高くなる=クリック単価も高いというところが関係してきます。

グループ院などの資本力があるところに関して言えば、広告費の上限・反応率などの具体的KPIの数値設計など広告運用において重要な戦略を立てる必要があります。闇雲にコストだけかけるのは無駄になってしまうため、いずれにしても広告運用をする前に準備が大切になります。

MEO対策

MEO対策は、事故に遭った人がどこか処置や施術で通いたい時に検索するので重要度は高いです。

交通事故に関する情報を定期的に発信することと、商品メニューのところにも交通事故施術という項目を作り、説明を入れておくことで「交通事故=整骨院や接骨院でも通院できる」というのを認知させることが可能になります。

交通事故MEO対策のポイント

  • 地域+事故の症状+整骨院名を入れた投稿
  • 交通事故に関するコンテンツ投稿
  • 交通事故で悩んでいる人に訴求
  • 交通事故施術できます!はNG
  • 保険会社が見ることも考慮すること

交通事故のMEO対策は、普段の対策+地域を入れることが大切。これは、地域+症状で検索した際に来院の可能性を上位表示で拾えるようにするためです。上位表示させるには、検索キーワードへの対策が不可欠なので積極的に入れていくのがおすすめです。

MEO対策の詳しい内容については、以下の記事をご覧ください。

院内ポスター

院内の周知は、導線を含めてしっかりと行うことで効果を見出すことができます。直接的に反応することは少ないのが事実ですが、「知ってもらう」という部分にフォーカスすることが大切です。

院内の交通事故ポスターが待合い空間や施術のベッド内などで認知を獲得していくことで、「○○整骨院では、交通事故の施術もできる」ということを刷り込まれるようになります。

もちろんこれは全員の患者様から認知できるということではないため、中長期的な施策のひとつになります。

院内ポスターの活用ポイント
  • 定期的なデザイン変更
  • 交通事故のアンケート実施と結果
  • 施術空間やトイレなどにも設置

視認性の確保を意識しておくことが大切です。闇雲に貼るのではなく、交通事故のエリアとして区別すると自然と認知される可能性を高めることができます。

チラシ|ポスティング

チラシのポスティングの場合には、交通事故に遭ってしまった人に訴求するのは正直難しいです。ですが、認知拡大という視点で考えれば中長期的な戦略になり得ます。

交通事故に遭ったことがない人や遭ったことがあっても整骨院や接骨院で施術対応が可能であることを知っている人は少ないと考えるのが通常です。
それであれば、施術対応が可能であることを何かしらの方法で知ってもらう必要があります。

交通事故に関するチラシのポスティングは、すぐには効果が出にくいが中長期的な視点で回収できる見込みのある動きです。今の整骨院や接骨院で中長期の視点で動いているところは少ないため、目の前の集客に取り掛かることが多い業界です。

それを逆手に考えれば、交通事故が多発する可能性のある時期(8月・12月)などの前月に交通事故に注意や安全に関する呼びかけのチラシを作成し、ポスティングをしておくことで周知が可能になります。

ポスティングで一度でも認知を獲得しておけば、”交通事故=整骨院・接骨院でも施術可能”というところから集客になる可能性を秘めているので、余裕がある場合には実施してみてもいい施策のひとつです。

SNS広告

昨今で、急激に増えているのがSNS広告を利用した集客方法です。SNSはユーザーのアルゴリズムに沿って広告やおすすめの投稿が表示されるようになっています。

つまり、交通事故に遭った人が何をするのか?を逆算で考えることが大切。

STEP
交通事故に遭ってから、詳細を検索する

交通事故にあってしまった患者様は、「事故 流れ」や「事故 むちうち」などのキーワードを検索する可能性が高くなります。

STEP
検索したスマホのアルゴリズムから事故を抽出

検索をしたことにより、使用しているスマホの検索履歴からアルゴリズムが抽出されるようになります。それによって広告表示もその検索に沿ったものが表示されるようになります。

STEP
無意識にSNSを開いた時に事故広告が目に入る

インスタやTikTokなどのSNSは今の時代、無意識に開いている人も多いため、何気なく開いたSNSで交通事故に関する広告を見ることになります。

STEP
惹きつけができれば集客効果が見込める

その広告の内容やデザインが良ければ、”興味▸惹きつけ”までの流れを作ることができ、意図的にホームページなどへと遷移させることが可能になります。そこで集客までの流れを作るイメージです。

SNS広告は、アルゴリズムに依存していく可能性が高いので一見出しても効果が出ないのでは?と思うかもしれませんが、検索しているユーザーに表示されれば集客できる確率を高めることが可能になります。

LPに対するPPC広告よりも比較的低単価で施策を走らせることができるので、個人院でも月数万の上限で運用するのがおすすめです。

既存顧客の利用【認知】

既存顧客からの交通事故による利用は、とても重要な指標になります。これは、今実際に自分の整骨院や接骨院に来院している患者様がダイレクトに対象になるということです。

治療院マーケター

今の患者様が交通事故に遭ってしまった際に利用する人はどのくらいいますか?

この質問に対して、低い数値しか見積もることができない場合には院内での認知活動やコミュニケーションの取り方などが数値に反映されていると考えるのが普通です。つまり、低い数値を見積もった院こそ今の既存顧客へのアプローチを見直す必要があるということになります。

院内での認知活動によって、もしその患者様が交通事故に遭ってしまった際に自院のことを思い出せるようにするには継続的かつ記憶に残るような訴求が必要になります。

先ほど解説した院内のポスターやポップなどを視認性の高い位置に貼るなど戦略的に設置することで認知度を上げられます。そして、それらを貼るだけではなく、日々のコミュニケーションによっても認知度をあげることは可能です。

「交通事故がこれから増える時期なので、注意してくださいね!」「事故のむちうちは、首の寝違えとかと違って長期的な症状になるので・・・」このように患者様との会話の中で交通事故に関する話題を触れるときがあれば説明しておくことが大切です。
特に、帰省や旅行が増える時期の前には注意喚起を含めて話をしておくことで”知ってもらうキッカケ”を作ることが意図的にできます。

それをやるだけでも、何かあった時には相談しよう!というスタンスを築けていれば回りまわって交通事故の患者様としての施術になる場合もあります。
それこそ、今の患者様からのリターンなので超長期で考えながらの運営が大切になります。

既存顧客からの紹介

ひとつ前でご紹介した既存顧客の利用だけではなく、既存顧客からの紹介が発生する場合もあります。

「交通事故に詳しい先生を知っている」という感じで、家族や友人、職場の人たちに話をしてくれるように運営をしていればおのずと紹介での来院も見込めます。

既存顧客のその人自身が事故に遭わなくても、周りの人に紹介してくれる=交通事故に対する施術が可能なことを知っている。ということになります。

これはひとつ前の項目と重なりますが、そういったどこでつながるか分からない部分も踏まえて適切なコミュニケーションや交通事故への認知活動は結果に結びつく可能性があります。

いつ・どこでそのようなことが起こるかは誰にもわかりません。ですが、普段から”交通事故施術のことを知ってもらう”という活動をしている治療院には、自然と人が集まります。これは当然の結果で、知られているから増えるという集客と同じ原理です。

この原理に基づいて動いていくと、紹介などの+αの結果をもたらすことになります。いきなり反応が出ないのは当然なので、中長期視点(半年~1年以上)で戦略を考えながら行動をしていきましょう。

保険会社からの紹介

保険会社とのやり取りが良かったり、交通事故で利用した患者様の応対が良かったりすると保険会社からおすすめされるケースもあります。

特に保険会社からすれば、長期になったり・部位数が極端に増えるということを嫌がります。適切な部位追加や期間の延長交渉(必ず状態に対しての理由が必要)などは行うことは可能です。ですが、毎回送ると長期になるというのは相手側からすれば取引したくない院というイメージになります。

こういったイメージを持たれないためにも、適切な通院期間・整形外科との連携・患者様の状態共有などをこちら側からアクションを取ることが大切です。

そういった保険会社にとっても助かるような動きをしていくことで、稀にご紹介をいただけることもあります。稀だとしても、1人の交通事故患者様が来ることの重要性は整骨院・接骨院を経営している人なら分かるはずです。

なので、関係性構築・適切なコミュニケーションを図り信頼関係を築くことを忘れないようにしましょう。

整形外科との連携による紹介

地域の整形外科との連携も大切になります。毎回交通事故の患者様だけを送っていたり、一度来ただけでそれ以降全く来なかったりすると相手も嫌になるのは自然の結果です。

なので、地域の整形外科(ドクター)との連携を強化していることが大切です。定期的なご挨拶などを通して、交通事故の患者様の精査や診断をお願いできるような関係性を築きましょう。

そうすることで、定期的な整形外科通院先として患者様にも紹介することが可能になります。また、そういった内容で整形外科を利用していた場合に、相手側からも「もっとこういった施術を受けるなら、○○整骨院へ行ってみてはどうか?」という提案をしてもらえる場合もあります。

いずれにしても、適切な対応やコミュニケーションを取っていなければお互いに良好な関係性を持てなくなり、患者様を紹介しても来なくなるといった結末にもなりかねません。
そのようなネガティブな結果を避けるには、定期的なご挨拶がまず一番に重要となります。

交通事故集客の課題点

交通事故の集客課題は、なんといっても「認知不足」「地域医療との連携不足」による部分が大きいです。

これらを個別に分解して考えることで、集客は徐々に伸びていきます。常に高い水準で集客ができるとは限らないため、期間をなるべく長くしたうえで施策を実行してくように意識しましょう。

認知の獲得

院内の認知獲得の方法は解説してきましたが、院外で簡単にできる認知獲得についてご紹介します。

院外の認知獲得

  • のぼり
  • ブラックボードの使用
  • 交通事故パンフレットの活用

交通事故のぼりやブラックボードは積極的に採用して行っていくと認知獲得の期待ができます。

既製品ののぼりでも数千円で用意できるため、数千円のコストで認知獲得から交通事故患者様の集客が見込めるのであれば、やらない手はありません。

院の立地にもよりますが、基本的には1階に出店することが多いと思いますので車が目の前を通る可能性があるわけです。その条件をしっかりと活かした認知活動が大切になっていきます。

地域医療との連携

先ほどもお伝えしたように、整形外科との良好な関係構築はとても重要な要素になります。整形外科を利用している患者様も多いため、交通事故の際にスムーズに施術が開始できるような状態にしていきましょう。

ここまでの内容を構築するには、「まずこちらからご挨拶に伺う」というスタンスが重要です。ドクターも人なので、しっかりとコミュニケーションを図ればご理解をいただけます。

むしろドクターからの整骨院や接骨院へのイメージは良くないことも多いため、その部分をしっかりと壊すためにもこちら側から動き、信頼関係構築に努めましょう。

お中元やお歳暮などをお渡しする時期には、品物を用意してご挨拶に伺うことが中長期的な視点で大切な動きになるので、今行っていない先生はこの機会に検討してみてください。

交通事故集客は中長期視点

ここまでの内容を踏まえると、”交通事故集客は中長期視点で動く”というのが重要です。すぐに成果を出せるようにするには、人脈形成や関係性構築が早い段階で出来ていれば可能になります。

まずは1年の視点で、年間事故件数(警察のHPにて地域別データの確認)などを行い、そのうちの何%の人に利用してもらえるようにするのか?を考えて戦略を練っていきます。

例|1年間で100人で1%なら、1人。
こんな具合で、総人数のうちのシェア獲得を何%狙うか?というのは戦略上大切になります。

今回ご紹介した10個の集客方法は、個人・グループ問わず重要な施策です。年間の交通事故患者様数を現状把握したうえで、どこまで伸ばすのか?の戦略立てを行ってみて下さい。

Kuruinでは、交通事故集客に必要な媒体・オンラインで使えるバナーなどを制作サポートしております。治療院の現場経験があるからこそ、交通事故集客に関するリアルな部分を含めてご相談いただけます。
整骨院や接骨院で交通事故集客にお悩みの先生は、お問い合わせより一度ご相談ください。

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