【 治療院集客戦略 】チラシのポスティングで成功した方法を公開!

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ポスティングの一般的な成功率

チラシで集客していこうとしたときに、ポスティングからの集客率はご存知でしょうか?

一般的な反応率

0.01%~0.3%と言われています。

多くの枚数を撒いても反応率は高くなりにくい・・・。と思われがちなポスティング戦略ですが、実際にはやり方に問題がある場合もあります。

チラシの内容やポスティングを戦略的に構築していくことで、反応率は0.3~0.8%のレンジまで引き上げることは可能です。0.1%の違いは、配布枚数に応じて変化していく反応数なので枚数が多ければ多いほど集客人数も増えるという計算になります。

治療院マーケター

ただ、多くの枚数を撒いているだけのポスティングでは反応率が高くならなくて当然です。それは戦略ではなく、ただの行動だからです。
ポスティングの成功率を高めるには、事前準備が重要になっていきます。

今回は、実際に整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院の新規集客で行ったポスティングの成功した方法について具体的にご紹介していきます。実際に紹介する内容を元に新規集客数を伸ばしていき、開院5ヶ月で新規40名まで伸ばした院もあります。

成功したポスティング戦略法5選

ポスティングで成功した方法は以下の5つになります。

  • ポスティングエリアの選定
  • チラシのレイアウト
  • ポスティング時は二つ折り
  • チラシ対象住宅に配布
  • 業者は使わず、自分たちで配布
治療院マーケター

複数エリア・複数の院で同じように行って、結果が出ている方法なので再現性の高い5つの戦略法になります。

大切なことは、ポスティングの量を増やすだけの方法は行っていないということです。3000~5000部を上限として適切に手法を回転させていくように行動することで、結果にむすびつけるイメージになります。

これら5つの項目を一つずつ解説していきますので、気になる方は全てチェックしてみてください。

01.ポスティングエリアの選定

まず一番重要なのは、“どこのエリアに配布をするのか?”を決めることです。
闇雲に院の周辺全体に5000部巻こうというのは、戦略ではなくただの行動になってしまいます。ポスティングでの反応率を高めていきたいということであれば、エリア選定はとても大切なポイントになります。

エリア選定のポイント

  • 対象者が決まっていること(集客したい層)
  • 人の動き(流れ)を読むこと
  • 配布のしやすさはどうか
  • 来院状況に合わせて変更していくこと

対象者が決まっていること

まずは、誰に来てもらいたいのか?という対象顧客が明確である必要があります。チラシだけに限らず、マーケティング手法のカスタマージャーニーマップを作成しておくとこれに基づいた戦略の実施が可能になります。

対象者例=40代主婦
この場合はどんな住宅が対象になるのか?を明確にしておきましょう。
新築に近い戸建て/自転車の特徴/車など、家族構成などを想像できそうなところを中心に配布していくのが対象者が決まっているポスティング手法になります。

人の動きを読むこと

次に、院の前を通る人や車の流れを読むことが大切です。人流をチェックすることは、来院率や集客率を高めるためには、重要な要素と言えます。

交通量や住宅に向かう方向を中心に確認していきます。
駅に向かう人が多いのは当たり前ですが、こういった人たちは対象になりにくいので人流という確認時には省いた方が良いです。

【チェックポイント】
・家に向かう方向なのか?
・対象者の方向と一致するか?
・院を利用する際の流れは問題ないか?

配布のしやすさを考慮する

配布しやすさとは、マンションが多いのか・戸建てが多いのかという差です。

地域によってはマンションが多いところもあります。そういった場所のほとんどが中には入りにくくなっていることやポスティング禁止だったりもします。こういった住宅への配布はクレームにつながることも多いため、なるべく避けるべきです。

こういった条件のない戸建てや低層階アパートが多いエリアに配布するのがおすすめです。

来院状況に合わせた変更

来院状況に合わせたポスティングとは、実際に来ている新規の人たちがどの住所エリアが多いのか?をチェックし、そこを中心に配布先を変更して行っていくという考え方です。

これは、最初に決めた行動プランで走り続けるよりも柔軟な対応に変えていくことで反応率をより効果的に高めることが見込めます。

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集客数に応じて変更するということは、来院状況を丁寧にチェックすることが大切なポイントになります。

02.チラシのレイアウト

2つ目のポイントは、チラシを作成するときのデザインを考えることです。

一番おすすめなのは、“半分で内容を区分けする”というデザイン方法です。

Kuruinが実際に制作しているチラシですが、チラシを二つ折りにした際に何を訴求しているか?というのが分かるようにデザインとマーケティングを組み合わせていくことが重要です。

これは自身で作るにしても、外注するにしてもこういった内容にすることでこの後紹介する項目の二つ折りによるポスティングにも影響が出てきます。

ポスティングするチラシのデザイン性は、結果に大きな影響を与えていきます。以下の内容に当てはまるチラシは制作しないのがセオリーです。制作する際には十分に気を付けましょう。

NGなチラシ内容

  • 手書きのチラシ
  • フォントが読みにくいチラシ
  • 文字が多いチラシ
  • 色のバランスが均等のチラシ

03.ポスティング時は二つ折りに

ひとつ前の項目で解説したデザインでチラシを制作した場合には、ポスティングは二つ折りで実施するのが一番おすすめです。

二つ折りがおすすめな理由
  • 片面で訴求が完結しているので読まれやすい
  • ポスティング時は上部のデザインが目に入るように行える
  • 下部に記載する詳細の内容でより信頼性を作ることができる

前の項目で紹介したNGなチラシのほとんどは読まれずに捨てられる可能性が高いです。ポスティングの反応率自体がもともと高くないとはいえ、少しでも可能性を上げられるような動きはしておくべきです。

治療院マーケター

その手法として、デザイン×マーケティングによるチラシ制作と二つ折りポスティングをおすすめしています。

04.チラシ対象の住宅にのみ配布

ポスティングをどうやって行うか?というのは実施する際には決めておく必要があります。

ポスティングエリアの選定の項目でも解説したように、対象となる住宅にのみ配布していくのが反応率を上げていくうえで重要なポイントになります。

開院後初期のポスティングは、基本的にエリア選定・対象住宅を絞りたいので自分で配布していくのがおすすめです。実際に、業者に依頼するよりも反応率が高いのも事実です。

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やはり、対象となる人に届けるかどうか?という点で効果も変わってきます。ただ、ポスティングをするだけならあまり考えないことですが、資本が限られる個人院の場合には戦略的に動くのが肝です。

05.業者に依頼せずに自分たちで実施

整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院のチラシのポスティングは、なるべく自分たちで実施するのがおすすめであることを前項目で紹介しました。

その理由として、大多数の人がこの業種のサービスを受けていないor詳しくは知らないという人たちになります。そういったハンデの要素も加味して考えると、自分たちで配布する方が効果性は高くなるというケースがほとんどです。

対象となるサービスが大多数の人を取り込める内容なら業者に依頼し、配布枚数を増やしていくのがセオリーになっていきます。

大多数が取り込めそうなサービス

  • フィットネスジム
  • 保険見直しや案内
  • デリバリーサービス
  • 飲食店のチラシ
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人数が大幅に必要な業種は、客単価が低いということもあり配布枚数も多くなるため業者依頼の方が効率的になります。

一言で”ポスティング”といっても、自分たちの行っているビジネス内容を理解したうえでどうやって行動するべきなのか?を最初に決めておくことは勝率を上げるためには重要な要素と言えます。

業者にポスティング依頼をする場合の配布コストは平均で5円程度かかります。それを配布枚数で計算するとかなりの金額にもなるため個人院の方は慎重に考えるべきです。
【※1枚5円の場合】
→5,000枚配布=25,000円
その前に印刷コストもかかっているため、回収コストが上がることは集客しても利益率を下げる要因になるということも事前に考えて行動する必要があります。

ポスティングがうまくいかない理由

ここまでの成功するための戦略法の中でも少し触れましたが、ポスティングがうまくいかないのにも理由があります。以下のような流れに当てはまっている場合には、配布枚数の割に反応率が高くならないため悩む可能性を高めるので注意が必要です。

ポスティングの戦略が不足している
ターゲットが明確でないためとりあえず配布
対象以外にもポスティングしているため反応率が落ちる
集客効果を感じなくて、他のことをしようとする

これはペルソナが間違っているか、チラシの配布の仕方が間違っているか、チラシのデザインが良くないかのどれかになります。

治療院マーケター

ポスティングの反応率が上がらないのには理由があるため、しっかりと分析していきながらABテストのように複数のチラシパターンや配布パターンを行ってみて最適解を見つけていくしかありません。

そのやり方が、今回ご紹介しているポスティングの成功するための戦略法5選になるということになります。

ポスティングをする期間について

整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院のチラシをポスティングするうえで悩むのがどのくらいの頻度や期間でポスティングすればいいのか?という点だと思います。

ポスティングの基本はコレ!

  • 配布エリアに二度撒き(2週間後)
  • 6ヶ月前後で同一エリアに再配布(内容変更)

一度のポスティングで終わっている場合には、反応率はかなり低くなります。必ず同一エリアに2週間前後で同じように行う方が効果性が高くなります。

人の心理効果として、ザイオンス効果というものがあります。
別の言い方では、「単純接触効果」と呼ばれるもので、接触の回数に応じてそれらに対しての印象が変わっていくというものです。

この心理効果を逆手にとり、一度だけ配布するのではなく二度撒くことで反応の効果を高められます。今までポスティングを実施したけど、上手くいかなかったという治療院の先生は、ぜひ参考にしてみてください。

反応率を見ながらエリアを拡大

最初から広範囲に撒くのではなく、対象エリアと対象住宅を絞ることで成果を最大化させ、反応率が落ちてきたタイミングで徐々に範囲を拡大していくのがおすすめのやり方です。

反応率が高いエリアは、反応率が落ちるまでこすること。これが集客効果を高めていくための考え方として重要です。

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釣りで例えるなら、せっかく魚が釣れているならそのエリアに集中しますよね。釣れているのに、エリアを変更するのはリスクを感じて行動に移さないはずです。
ですが、ポスティングだとエリアを広げたり変えたりなどをしすぎる結果、反応率が落ちるという本末転倒なことになりがちです。

これをしっかりと行っていくには、チラシで集客できた人たちの把握が必要です。問診票の記入欄に必ず来院経路を聴取するようにしてください。

そうすることで、紹介なのか・Webなのか・チラシなのかなどがハッキリします。集客効果の高いところで勝負するのが売上を増やしていくためには重要な要素になります。

自院に特化したチラシで集客したい人へ

ここまでチラシのポスティングで成果を上げた方法についてご紹介・解説をしてきましたがいかがでしたでしょうか。

整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院といった治療院を利用していただける割合は限られています。これを拡大するのか?または今まで利用したことがある人を集客するのか?と考え方は様々です。

どういった人を集客したいか?どんな悩みを解決していきたいのか?というのに合わせてチラシは作るべきです。なので、〇万円で○○人集客したチラシを配布します!というのは当てはまらないこともあるため注意が必要です。

基本は、集客したい顧客や年齢層・症状・エリアなどに合わせてデザインし、それを戦略的に配布していく流れがおすすめです。

Kuruinでは、完全オリジナルデザインでのチラシ制作と集客支援など幅広くサポートを行っています。実際に接骨院の現場出身だからこそ、分かるマーケティングの目線でサポート可能ですので、ご興味のある先生は一度無料お問い合わせorLINE公式よりご連絡ください。

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