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【整骨院/接骨院/整体院】ブラックボードは活用するべきか?を解説

集客方法はいくつかある
整骨院や接骨院の治療院において、集客方法はいくつかあります。
チラシやホームページといった方法が王道です。
それ以外の方法のひとつとして、有効的なのがブラックボードです。ブラックボードは直接的な効果をもたらすだけでなく、中長期的にも重要になってくる方法です。
ブラックボードに対するイメージって効果を感じない方も多いと思いますが、きっかけ作りとして使っていくことが大切になってきます。
今回は、ブラックボードを使った集客方法について掘り下げて解説していきます。
ブラックボードを使う意味と効果
ブラックボードを使うことの意味は、「集客」という部分だけではありません。
集客の前に必要な「認知獲得」にも大きな効果をもたらします。
診療中の整骨院や接骨院の前を通る人たちが、「院の情報」に対して勝手に触れることになり、結果的に認知獲得へとつながっていきます。
集客の流れは、基本的に認知を取りにいかなくてはいけません。そのため様々な手法を使って、自院のことを知ってもらうことが大切です。
「認知」の量は、「新規集客」へとつながるため「やらない」という選択より、「やる」選択の方が良いのは合理的に考えればお分かりいただけると思います。
集客効果はすぐには出ない
これは、ブラックボードに限った話ではありませんが集客には時間軸で考えることが重要になります。
- 効果が高く、時間がかからない方法
- 効果が高く、時間がかかる方法
- 効果はそんなに高くないが、時間がかかる方法
この辺の時間軸に合わせて、戦略はそれぞれ変わってきます。全てを短期で考えるのではなく、中期(6ヶ月)・長期(1年~)といった形で軸でズラして認知から集客は行っていくことになります。
その一つとして、ブラックボードは効果性はそんなに高くないが、時間がかかる方法に当てはまります。
単純にこれだけを見ると、「それやる意味あるの?」と思うかもしれませんが、店頭に情報がある院とない院のどちらに入る可能性が高いか?という視点で考えたらどうでしょうか?
一顧客として、客観的に考えた時にはその情報の有無で判断する方が多いはずです。
ブラックボードの書く内容
ブラックボードに、こんなことを書いている場合には今すぐ見直してください。
ブラックボード|NGの内容
NGな訴求キーワード
- 〇時まで診療!
- 最新の○○療法!
- 骨盤矯正できます!
- 各種保険適用
- ケガ・スポーツ外傷
これらを大きく書いている治療院はとても多いです。
ではなぜ、NGなのか?という点が気になるかと思います。
パッと見た時に、何が解決できるのか?が分からないからです。「悩み」や「こうしたい」という願望に刺さるように訴求しないと反応は取れません。
ただ、漠然と書いておけばいいでしょ!という感覚だと、書く時間が無駄になっています。
なのでそれらを置き換えて、訴求していきます。
ブラックボード|訴求ベースの内容
訴求をベースに考えた書き方
- 姿勢の原因を解決しませんか?
- 姿勢の悩みを相談したい人に刺しにいく
- 腰痛を改善するには・・・
- 腰痛を改善したい人は見る
- 肩こりの原因はコレです・・・
- 当てはまるか確認される
- ケガをしたらどの処置が正しいかわかりますか?
- 選択方式にして、考えてもらう
- 交通事故は〇日以内の処置が大切
- 事故後に見た時に訴求効果が高い
訴求する相手の心理や感情を理解し、それをひも解いていき簡潔に伝えることが大切です。
ブラックボードに書く内容は、絞っていくことが大切です。
- 交通事故・・・むちうちの悩み訴求
- 腰痛・・・日々感じる不調に対して
- 肩こり・・・時間帯や感じている内容
- ケガ・・・処置方法について
上記の内容は一例であり、新規開院・数ヶ月後・1年後など状況によって訴求しなくてはいけない人や内容も変わってきます。
自分の治療院の状況に合わせて、「訴求すること」を意識して書いていきましょう。
ここで注意したいのが、重複して訴求をすると効果が落ちます。
- 肩こり・腰痛・膝痛お任せください!
- 鍼灸・美容・整体メニュー
- スポーツのケガ・交通事故
- 交通事故・姿勢の悩み
このように、訴求したいことを盛り込んでも読まれない・反応率が落ちるといった負のスパイラルにつながります。
情報量は減らすこと
ついつい、訴求を強めたいと考えてしまい「多くの情報」や「文字量が多くなる」ことがあります。
ですが情報量はなるべく減らすのがポイントです。
ブラックボードの構成例
- メインコピー(4~8文字)
- 文字は大きく
- サブコピー(20文字前後)
- メインコピーの説明なので、文字は小さめに
- 訴求ポイントを大きめに
- 悩みの症状などの内容
- アクションを促す
- その場では予約の意思決定はないので、興味を引きつけるように完結させる
あくまでも一例ですが、メインコピーを中心にデザインをしていくようにします。また、デザインの鉄則ですが3色以上は使用しないように気を付けましょう。
多色のデザインは訴求がぼやけるので、3色以内にすることを心がけるといいです。
設置場所を考える
ブラックボードは、視認性の高さを重要視したいです。
基本は、店舗前ですが人の動く方向に合わせて立てることが大切になります。
〇 正面に置くパターンは、道路からの視認性を確保したい場合。
〇 垂直方向に置く場合は、歩行者に対する視認性を確保したい場合。
このように”置き方”を変えるだけで狙いも変わります。ということは、それを見る人に合わせた訴求内容にすることも忘れてはいけません。
誰に見てもらいたいのか?をイメージして、書くようにしましょう。
集客方法はいくつかある
集客となると、なるべく早く成果が出てほしい!というのは、誰もが持っている願望です。
ですが、集客はそんなに単純ではなく治療院の特徴・地域性・集客したい人の種類などに合わせて変えていくのが基本です。
「これで〇人集客できます!」みたいな方法のほとんどが、数をやれば結果が出る系です。それは当然です。数を増やせば、集客数は伸びるのは必然です。
ですが、意図したターゲット・セグメントに訴求し効果性を高くするにはもっと深く考える必要があります。
認知から集客の流れについても解説しているので、興味のある方は確認してみてください。

ブラックボードは積極的に取り組む
オープン前・オープン後にも積極的に取り組んでいきましょう。
時間軸や効果性について疑問視するかもしれませんが、基本的な認知獲得は集客の必須条件です。
また、一度書いておしまいではなく季節や時期に合わせて定期的な更新もするようにしましょう。書いた内容が消えていたり読みにくい状態になっていたらすぐに変更が必要です。
あくまでも「見るのは見込み顧客」ということを忘れずに施策を実行していきたいですね。
Kuruinでは、オフライン・オンラインの集客に関するサポートを行っています。整骨院や接骨院などの治療院経営でお困りのことがございましたら、無料相談から気軽にお問い合わせください。