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【 整骨院/接骨院/整体院 】ブラックボードに書く内容と期間について

ブラックボードは治療院集客のひとつ
ブラックボードを活用していくにあたって、気になるのが「書く内容は何にすればいいか?」ではないでしょうか?
整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院などではブラックボードを効果的に活用することが、最終的な集客効果へと押し上げる可能性があります。数千円のコストで集客が持続的にできることが期待できるため、必ず使っていきたい施策のひとつです。
そこで、今回は今までご紹介してきたブラックボード活用術の中でももっとわかりやすくした書く内容と更新期間について解説していきます。
ブラックボードに対する考え方や詳しい戦略については以下の記事を参考にご覧ください。


ブラックボードに書く内容5選
ブラックボードに書いていく内容は、以下の5つから決めていくのが王道です。自院の特徴やブランディング、方向性に合わせて選んで書いていくようにしてください。
- 季節・天気と連動させる
- 特定の症状に絞る
- 便利な豆知識形式
- イベント・キャンペーン訴求
- 学生に向けた大会シーズン訴求
一つずつの項目に対して解説していきますので、気になるところをご覧ください。
01. 季節や天気と連動した症状の訴求
- 「寒くなってきました。ぎっくり腰、増えてませんか?」
- 「梅雨の湿気で頭痛・むくみが出やすい時期です」
季節や天候に紐づいた身体の不調は、タイムリーの内容であるため多くの人に共感されやすく、足を止めるキッカケになります。
春・・・花粉症・季節の変わり目によるぎっくり腰、寝違え・自律神経の乱れ
夏・・・夏バテ・クーラー病・足の痙攣(つる理由)
秋・・・季節の変わり目のぎっくり腰、寝違え・慢性痛の出現・自律神経の乱れ
冬・・・寒さによる慢性痛・関節痛・身体の可動域低下
これ以外にも季節や時期に合わせた訴求内容が出てくると思います。こういったタイムリーな内容はブラックボードに書いてあることによって、印象に残りやすいという点でおすすめです。
印象に残る=比較検討の時に選ばれる可能性が出てくる。こういった流れを作ることにつながります。
02.特定の症状だけの解説訴求
特定の症状だけを書くこと=「あなたのその悩み」という印象を与える意味を持たせます。100人に向けて書く内容よりも、30人に向けて書くようにするイメージです。
数字だけ見れば、70%下げるやり方にはなりますが結果的に重要なのは「集客効果が出やすくするための施策」です。つまり、集客効果が1%でも高いのであれば特定症状だけについて書くことには大きな意味が出てきます。
特定の症状とは・・・?
- ぎっくり腰完全解説!
- 繰り返す腰痛の本当の原因
- 膝が痛くなる理由
- 肩こりを繰り返す理由
- 足首捻挫の処置方法
- 手首の痛みはTFCC?
- 腱鞘炎チェックリスト
ざっくりと出すとこのような感じになります。ひとつの症状に絞って書いていくことは、万人には見られる可能性は低いですが、この症状で悩む人にとっては有益になります。
特定の症状で刺しにいくと、反応率も上がる可能性は確実に高いです。
どっちに反応するか?を考えてみれば、分かりやすいです。
- 首や腰の痛み・不調で困っていませんか?
- 40代からのぎっくり腰の原因知りたくないですか?
40代・ぎっくり腰という絞り込みを行うことで、それに当てはまる方がこれに反応するという流れです。書く前には、こういった絞り込みをするようにしてみましょう。
03.知っておくと便利な豆知識
これは、定期配信みたいなイメージで毎月変更することを前提として進めていく方法です。月ごとに身体の豆知識を掲示することで、見込み顧客への印象を育てていくようなイメージになります。
豆知識の例
- 腰痛の原因は筋肉以外にもある
- 原因別腰痛の改善方法
- 腰痛に効果的なストレッチ
- 腰痛にならないようにする方法
- 腰痛を繰り返している理由
腰痛という一つの症状を展開していき、上記のような感じで行っていくと「いつも腰痛の内容が書いてある」という認知とその内容に興味を持てもらうことでブランディング効果にもつながっていきます。
あくまで腰痛は一つの症状なので、その他のケガや得意な症状や詳しい症状があれば、それを軸として横に展開した書き方をするのがおすすめです。
毎月更新・症状はブレないようにする
この2点が豆知識系のブラックボードにおいては重要になっていきます。
04.イベント・キャンペーン訴求
特定の期間にキャンペーンやイベントを行うときには、それをしっかりと書いておきましょう。
特におすすめのやり方は、チラシなどのポスティングを同時に実施するときです。この時には、地域への認知も取りにいけるので店舗前にチラシの内容と同じようにキャンペーン訴求をしておくようにしましょう。
一貫した情報を届けるように意識することで、潜在顧客の脳への刷り込みが期待できます。
チラシを見て知る
↓
店舗前を通って「ここか」と認知してもらう
↓
興味があれば、Webで調べる
↓
HPのデザインや訴求が刺されば予約へとつながる
キャンペーンなどを用いた時には、情報の届け方・反応の出やすい方法を考えてから実行していくのが大切になります。

05.学生の大会シーズン訴求
シーズン物のもうひとつに、スポーツ外傷やスポーツ障害をメインで行っていく整骨院や接骨院では時期を考えて、学生向けの訴求も効果的です。
子供のケガや痛みなどで困っている親御さんはとても多くいらっしゃいます。そういった時に、ブラックボードへ子供の症状に該当する内容が書かれていると、Web検索へとつながる可能性が出てきます。
大会シーズン訴求の例
- 捻挫の処置方法
- 肉離れにアイシングはNGな理由
- 骨折の早期回復処置の方法
- ケガに対するリハビリの重要性
- ケガを早期回復させる方法
子供に刺さるというよりかは、親御さんへ刺さるような内容に仕上げることを意識するようにしましょう。
ブラックボードでNGな例

以前のブラックボードの書き方でも触れましたが、NG例はあります。これらは意外とやりがちで、反応が取れずにブラックボード自体を書かなくなっていくという流れになってしまいます。
ブラックボードNG例
- 全部一緒にする=肩・腰・膝・しびれお任せください!
- 日常生活の痛み・交通事故なら!
- 腰・首・肩施術
誰が対象なのか?が曖昧になってしまっています。これは一見、問題なさそうに見えますが”誰にも刺さらないブラックボード”になっているのでNGということになります。
整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院のブラックボードは戦略を考えて作ることで、正しい結果を作ることは可能です。ぜひ、NGを避けながら作ってみてください。
ブラックボードの書き換えタイミング
ブラックボードの書き換えタイミングは、基本的には1~3ヶ月で行いましょう。豆知識などのコンテンツ系で作成をしていく際には、1ヶ月に1回は変えることを意識することが重要です。

雨で濡れたり、時間が経つと薄くなっているのに掲示しているところもあります。こういった治療院は、印象も悪くなるので気を付けましょう。
ブラックボードは、書く内容も大事ですが情報の新鮮さもポイントになっていきます。
整骨院や接骨院などの治療院の場合、毎日その前を通る人が認知してもらうことで来院につながります。つまり、認知されるためにはただ同じ内容のブラックボードを置くだけでは効果を発揮しないということです。
自身が見込み顧客の目線になったときに、どう感じるか?を考えることが集客においては重要になってきます。
ブラックボードは使うべき
ここまでご紹介してきた内容を踏まえて、まとめると”ブラックボードは使うべき”です。
治療院におけるブラックボード使用の有無は、大きな集客差にはならなくても”中長期的な視点”で考えれば、地域の人たちにどういった治療院なのか?を知ってもらうというのが重要です。
Kuruinでは、一貫してお伝えするのが「認知」から「集客」の流れです。つまり、知ってもらうことにフォーカスした行動施策が絶対に必要になります。
その一つが、今回ご紹介しているブラックボードです。今活用していない治療院の先生は、数千円の投資で済むのですぐに作成するようにしましょう。
ブラックボードは集客補助として戦略的に活用
ブラックボードだけでなく、集客の流れを作るためには一貫したプロモーション戦略を取る必要があります。
Kuruinでは、整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院といった治療院を中心にデザイン×マーケティングの視点でサポートを行っております。現場を知っているからこそ、どんな動きをすれば効果的か?という視点で寄り添ったサポートを心がけています。
ブラックボードに限らず、治療院の集客にお困りの先生はまずは一度LINE公式からできる無料相談より、お問い合わせください。今の悩みをお聞きしながら、治療院様に合わせた解決方法をお伝えさせていただきます。