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【 整骨院/接骨院/鍼灸院/整体院 】院内ポップを作るときのポイント!

整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院などで漫然と院内ポップなどを作成してませんか?

それでは、ただの掲示物になってしまうため売上などにも影響があまり出てきません。
院内に掲示するポップには、様々な効果があるため適切な量を準備し、読んでもらえるような工夫をしていく必要があります。
今回は、治療院内のポップを作るときのポイント(考え方)について詳しく解説していきます。
「院内ポップをどうやって作ればいいのかわからない・・・。」と悩んでいる方は、この機会にぜひ最後までご覧ください。
院内ポップを戦略的に掲示する場所に関して詳しく解説したこちらの記事もご参照ください。


Kuruinでは、院内ポップの制作依頼なども受け付けています。各治療院の特徴に合わせて、完全オリジナルデザインで制作をさせていただきます。
- 交通事故
- 各種電療
- 施術内容
それぞれの内容に対して、デザインをさせていただくことができます。それ以外にも制作対応可能なものもありますので、気軽にお問い合わせください。
院内ポップの目的を明確にする


まず最初に、治療院で使うポップには3つの目的があります。この目的に合わせて制作・掲示を意図的に行っていくことで結果を生む出すことにつながっていきます。
- 告知型:キャンペーンやイベントを知らせたいのか
- 教育型:症状や施術内容などを理解してもらいたいのか
- 誘導型:予約や問い合わせに行動してほしいのか



ひとつずつ例を交えて紹介していきます。
告知型|院内ポップ


特定のキャンペーンをお知らせする場合には、その対象者が分かるように一番上に表記するべきです。
また、チラシとは異なる訴求になるため視認性・色の使い方などにも配慮しながら作成するのが基本となってきます。
告知型院内ポップの考え方
- 期間限定の内容
- 訴求の内容が誰向けか分かるように
- 既存向けなので、強調した色を使用
- 期間を定めて作成
教育型|院内ポップ


鍼灸院で言えば、冬季限定で掲示したりなど有効活用できるのがこのポップです。
通年掲示するのではなく、戦略的に時期を見ながら掲示する内容を変えたりすることで反応率を高める狙いがあります。
教育型院内ポップの例
- 交通事故関連
- 鍼灸でも提案が難しい施術
- リハビリの重要性
- 姿勢チェック
- テーピングサポート有無
誘導型|院内ポップ


誘導型のポップは、結果に直結するため簡潔かつすぐに利用できるような状況を作ることが大切です。
予約やLINE公式の誘導に関しては、大きめのQRコードでスマホですぐに読み取れるようにしておきましょう。
このような誘導型は、受付・待合空間を中心に掲示していきます。
誘導型院内ポップの例
- Web予約ツールの案内
- LINE公式などのトークツール
- 院の満足度アンケート
これらは、使用目的や訴求内容によってキャッチコピーやデザインの方向性が変わります。作成の基本をこの後に詳しく項目でご紹介していきます。
院内ポップ作成の基本的考え


院内のポップを作成するうえで、以下の4つが基本的な考え方になります。これらを守りつつ、自院の色をしっかりと反映させるように意識していきましょう。
- 視認性を最優先にする
- 情報量は足すよりも引く
- デザインのルールは流れ
- 明確な行動喚起
視認性を最優先に
- 文字サイズ:キャッチコピーは遠くからでも読める大きさ(A4なら30pt以上が目安)
- 色使い:背景と文字色のコントラストを強く(例:濃い色の背景×白文字)
- フォント:可読性の高いゴシック体を基本に
→ 一番伝えたい言葉は「大きく・太く・目立つ色」で配置。
よくあるポップは、白地に文字で色を追加していくパターンです。これでは視認性はかなり落ちることと、他との差が生まれないので全て同じような掲示物に見えてしまいます。
情報はシンプルに整理
- 3秒ルール:3秒で内容が理解できるように
- 情報量は絞る:キャッチコピー+メリット+行動喚起を中心に
- 箇条書き活用:長文説明は避け、短いフレーズで
→タイトルの文字で惹きつけて、その後は”何を行っているのか”・”何をしてほしいのか”といった要素をしっかりと入れていくようにしましょう。



院内掲示物なので、共感が得られるような症状の悩みなどをピンポイントで記載するのもおすすめです!
デザインの基本ルール
- レイアウト:「視線の流れ」を意識(上→中央→下)
- 余白の活用:詰め込みすぎず、余白で見やすさを演出
- 統一感:院内や店舗のブランドカラーをベースに
カラーと文字のレイアウトだけがでもしっかりと考えて作ると、視認性は上がります。



院内ポップを自作で進めていく場合には、背景に使う色に注意し、文字の大きさに強弱をつけるように取り組んでみてください。
行動喚起を明確に
- 「○月○日まで実施中」
- 「お気軽にスタッフへご相談ください」
- ご来院の予約はこちらから
→ 行動を促す言葉を必ず入れることで、実際の反応率が大きく変わります。
院内ポップの場合、掲示する場所によってその日の判断(意思決定)が行われることが多いです。人の意思決定は、ほぼ無意識で行われているともいわれています。(行動経済学に基づく)
これらの情報を踏まえると、整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院の掲示物に対する効果の上げ方は考え方次第にもなっていきます。実験的に色々と掲示箇所を変えて、患者様の反応が変わるかどうかをチェックしてみてください。
掲示場所に合わせて調整


掲示物の貼る場所もそうですが、もっと大切にしたいのは視線の位置に入るようになっているかどうかです。
- 受付の掲示位置
- 待合の掲示位置
- ベッド内の掲示位置
- トイレ内の掲示位置
人が”止まる場所”に情報を入れていくように意識することが大切です。
人が歩くところに掲示している院もあったりしますが、正直スルーされるので風景化してしまう可能性が高くなります。これは避けるようにしましょう。



掲示してから一度第三者の目線などアドバイスを求めていくのも一つの方法です。とにかく院内ポップを形骸化させないように意識しながら、おしゃれに仕上がるようにしていきましょう。
院内ポップの作成が難しい場合


今回は、院内ポップ作成の具体的な内容について解説してきました。これから新規開業する先生や既に開業されている先生も、院内での顧客教育という環境整備はとても大切になります。
治療院経営自体は対人サービス業なので、提案ベースで売上が成り立つことが多いですが、院内に掲示しているものを見て相談されるケースは少なくありません。むしろ、それをきっかけに新しく施術などが追加されることもあるのでしっかりと取り組みたい分野でもあります。
とは言っても、院内の掲示物やポスター、のぼり、タペストリーなど制作が難しいケースもあると思います。そのようなお悩みなどは外注するというのも一つの選択肢になっていきます。



Kuruinでは、院内掲示物やチラシなど治療院の経営に必要なものの制作サポートを行っています。自院で難しい場合には、気軽にご相談ください。
Kuruinでは、院内ポップの制作依頼なども受け付けています。各治療院の特徴に合わせて、完全オリジナルデザインで制作をさせていただきます。
- 交通事故
- 各種電療
- 施術内容
それぞれの内容に対して、デザインをさせていただくことができます。それ以外にも制作対応可能なものもありますので、気軽にお問い合わせください。