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【 治療院経営 】Google口コミの集め方と集客効果を上げる方法

Google口コミを集めるべき理由
「Google口コミは集めた方が良い」
こんなことを見聞きした先生も多いのはないでしょうか?では、実際に必要な理由をご存知でしょうか?
”Google口コミを集めるだけ”では正直意味がありません。
整骨院や接骨院において、Google口コミを集めていくべき理由は「良質な口コミ件数を増やし、見込み顧客の疑似体験による集客=オンライン集客の安定化」につなげるためです。
星だけの口コミにはあまり効果がなく、信用性は担保されにくいです。口コミの数だけでなく、内容にも着目していくべきなのです。
今回は、整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院などで口コミをもらう理由と集客効果を効率よく伸ばす方法について詳しく解説していきます。これから対策を考えている方、今までやってきたけどうまくいかなかった方などに参考になる内容となっています。
書いてもらうべき口コミの内容

まず、一番最初に知っておくべきことは口コミの内容についてです。

もし、可能でしたら当院の口コミ書いていただけませんか?
こういった依頼をしていませんか?
実は、これだけでは良質な口コミになる可能性は低いです。口コミを書いていただく理由や、どんな内容を書いてほしいのか?というのをしっかりとお伝えすることが大切です。
口コミ内容のおすすめ例
症状+状況の口コミ(ストーリーテリング)
症状・・・今回利用し始めた症状を記載してもらうこと。腰痛・肩の痛み・膝痛、足首の捻挫・シンスプリントなどより具体的な症状を記載してもらえると同じような状態で困っている人に刺さりやすい。
ストーリーテリング・・・ストーリーテリングとは、上記の情報の羅列だけでなくストーリーにしてもらう書き方です。
「こんな状態で、症状はこうだった、そして紹介してもらって利用し始めた、利用したらこうだった、今ではこんな状態でこれができて嬉しい」
上記のように物語のようなストーリーのある口コミには、見た側が疑似体験効果を感じることがあります。それにより、こういった口コミがある治療院=信頼できるという心理的な結果にもつなげることができます。
口コミの内容は、見込み顧客にとってはその整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院を利用する際の判断材料になります。ただ数字を伸ばしていくだけでは意味がないのはここにあります。
Googleでは禁止とされているステマでも問題になるグループ院があったり、実際には表には出ていなくてもそういった口コミで溢れている治療院は多いです。ステマは、MEO対策においてもマイナスになるので上位表示が難しくなるという点についても気をつけなければなりません。
※ステマ・・・ステルスマーケティング(実際に利用していない人が評価したり、虚偽の口コミを投稿する行為)
逆に低い口コミをもらうこともあります。それらの対策については以下の記事をご覧ください。


口コミの目標値


口コミの書いてもらうべき内容はご理解いただけたかと思います。それでは、そこから実際にどのくらい集めれば集客効果が出てくるのか?というのも気になると思います。
口コミの目標値状況別まとめ
- 個人院のターゲット目標・・・10件以上(マスト)もらえる場合には、30~50件まで伸ばすのが理想。
- グループ院のターゲット目標・・・50件以上(マスト)もらえる場合には、100件以上
地域の競合の状態を確認しながら、数値の決定が必要ではありますが口コミの数=上位表示ではありません。MEO対策の場合には、他の要素も判断材料として使われます。
口コミの目標値を事前に決めて、動くことが大切です。「いつまでに・どのくらい・誰に依頼するのか」を明確にしていくことで、マストとなる数値だけでなくそれ以上の成果も出せるようになります。
もらえそうなら、声をかける。といった曖昧な決め方では増えていきません。口コミが増やせない=自分の治療院の利用満足度に自信がないということも考えられます。サービスの質を意識した運営をしていれば、口コミはいただけるのが自然の状況になるはずです。
競合との比較をする
仮に競合治療院が30件以内のエリアであれば、確実に30件以上を取りにいくべきです。しかもそれは、短期(~3ヶ月)を目標にした動きがベストです。
エリア内に100件以上が無い場合には、地域No1を取りにいくべきです。集客効果を最大化させる可能性を秘めているため、1ヶ月に10件前後を獲得していき、短期で効果を伸ばせるようにしましょう。
逆に競合が100件以上ある場合には、No2のレンジまで伸ばすように意識します。No2が大きく差が開いているエリアも多くあります。そこを狙ってNo2のポジションを確実に取りにいけるようにしましょう。
個人院の方が有利になる
個人院の場合、顧客管理含め全て自分で行わなくてはなりません。
その部分を逆手に考えれば、患者様との関係値も築きやすいという利点があります。グループ院では、引き継ぎなどが発生し、毎回同じ人が施術に入るとは限らない体制になっていることが多いです。
そうなると、口コミの依頼なども仕組みにしなくてはなかなか難しいです。個人には個人のやり方で、グループ院にはグループ院のやり方があります。
口コミを集めよう!という抽象的なものだけではなく、具体的にどんな時に・どんなアクションを取るのか?を明確に決めておくのがおすすめです。
Google口コミの集め方
マストとなる数値を達成するためには、Google口コミの集め方も決めておく必要があります。
おすすめの口コミの集め方
- 通院が終了になるタイミング(治癒の状態になったとき)
- 身体の症状に変化が出たタイミング
- 紹介をしてもらえたとき
患者様からの共感や感動をキャッチできたタイミングで、口コミを催促するようにしていきましょう。
口コミ依頼を口頭だけで行うのは、リスクが高いです。口コミ依頼などについては用紙やデータを用意しておき、スムーズに移行できるように準備しておくことが大切になってきます。
Kuruinでは、このようなポップやデータを事前に準備しておくことをおすすめめしています。
治療院様ごとのご希望の色やデザインでポップ作成の支援も行っています。


集客の前段階のイメージアップにつながる


口コミが良い=自分の体験した
これは、無意識のレベルで発生している口コミによる疑似体験です。ここに口コミ本来の力があります。
ストーリーテリングの入っている口コミが多い場合には、疑似体験が影響し、自分もそこに行っているような感覚を得ることができます。こういった口コミを書いてもらえるようにアプローチすることが大切です。治療院の利用前に大きな影響を与えることで、比較検討のフェーズで選ばれやすくなります。



集客効果を高めるには、書いてもらう内容も含めて適切なアプローチが必要ということです。
新しい院を探している際に、見込み顧客の人たちは「失敗したくない」というリスク回避の心理を持っています。良好な口コミが多いほど「他人が問題なく使えている」=「自分も安心して使える」という信頼感が醸成され、利用リスクが低く感じられます。
口コミとMEOの関連性
口コミだけが上位表示ではないことも説明してきました。
実際に、口コミが100件以上あってもその中身も判断されています。GoogleのAIによって、信憑性の高い治療院を上位に表示する傾向があるため口コミの質とGoogleビジネスプロフィールの運用を適切に行うことが重要になってきます。
MEOに関して詳しく解説している記事もあるので、一緒に確認してみてください。




治療院は口コミの強化が必要
整骨院や接骨院、鍼灸院、整体院を運営していくなかでGoogle口コミの重要性は今後より増していくと考えられます。
口コミの数だけで評価されるわけではありませんが、実際の体験談が書かれているストーリー性のある口コミでは集客効果を高めることが期待できます。
口コミに関して、今まで取り組んでこなかったという先生はこの機会に一度Google口コミアップを戦略的に動いてみてください。必ず数値目標もセットにして、今の口コミから増えたことで、新規集客がどのように変化したのか?というのも四半期~半期で追いかけるようにしておきましょう。
Kuruinでは、オンライン集客・オフライン集客の両面から広告宣伝費のコストを下げながらも個人院でも月に20名集客する結果を出しています。治療院の新規集客でお困りの方は、気軽にお問い合わせよりご連絡ください。