【 整骨院/接骨院 】外傷に特化した治療院で成功するための方法!

整骨院/接骨院開業/外傷メインで成功する方法
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整骨院・接骨院本来の姿とは?

整骨院や接骨院において、本来の業務とは外傷に関する処置を行うということは、柔道整復師の資格を取得している方なら誰でも知っていることだと思います。

ですが、現在の整骨院や接骨院において外傷メインで行っている治療院が激減し、今では整体に近いところが多いのも事実です。

治療院マーケター

私自身、外傷メインの接骨院での勤務経験があるためどうやったら外傷の方が来るのか?ということについてご紹介していきます。

今回ご紹介する外傷メインの整骨院/接骨院とは?

今回の外傷メインの定義は、骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲の各損傷に関する処置が行える状態のことを指します。整復処置や固定材を用いた固定法、整形外科との連携などを行うことを前提に話を進めていきます。

今後外傷メインの整骨院や接骨院を新規開業したいと考えている柔道整復師の先生の参考になるように、いくつかの項目に分けて解説をしていきます。ぜひ、これからの集客戦略の参考にしてみてください。

外傷に特化した治療院のメリット

まず、外傷に特化した整骨院や接骨院のメリットからご紹介していきます。主に以下のような項目が当てはまります。

外傷に特化するメリット

  • 地域の近隣整骨院や接骨院との差別化が容易にできる
  • 整形外科との連携ができ、地域医療との関係性ができる
  • 地域からの紹介率アップが狙える
  • 学校とのつながりを持ちやすくなるため集客力が上がる

外傷に特化するということだけで、他の治療院との差別化が容易にできる時代に入っています。むしろケガを適切に診ることができるだけで近隣地域の方から重宝されるポジションを確立できます。

治療院マーケター

骨折や脱臼の初期処置、肉離れや捻挫など急性外傷に対する処置を行っていれば、紹介も自然と増えていきます。

外傷に特化した治療院のデメリット

一方で、外傷に特化した整骨院や接骨院のデメリットも確かに存在します。

外傷に特化するメリット

  • 客単価が低くなりやすい
  • 外傷処置が一人だと困難な場合もある
  • 整形外科との連携がうまくいかないと吸収される
  • 誤診や処置のミスによる影響が大きい

外傷に特化することで、少し気にしなくてはいけないこともありますがそこまで大きな影響はありません。整形外科との連携は外傷メインで行う場合必須になってくるので、新規開業の際にはしっかりと考えて動く必要があります。

治療院マーケター

客単価が低いモデルになりやすいので、集客力が重要になっていきます。この課題を解決する方法をこの後に詳しく解説していきます。

外傷メインの治療院集客法3選

外傷メインで運営していく上での重要なポイントは、前項目でもお話したように”集客力”が必要になります。外傷メインの整骨院や接骨院において、おすすめの集客法は3つあります。

  • 治療院周辺に住む小中高生に利用してもらう
  • 治療院近くの学校とのコンタクト
  • 近隣スポーツ施設やチームとの連携

集客の基本となる”認知”から流れを構築していくことで、安定的な集客を獲得することができます。トレーナー契約とまではいかなくとも、ケガや何か痛みがあった時には○○整骨院/接骨院へ行く!という流れを作るイメージです。

この状態が出来上がると、集客力は安定していくため外傷メインの整骨院/接骨院でも十分運営できることになります。各項目について詳しくご紹介していきます。

治療院周辺に住む小中高生に利用してもらう

まず、外傷に特化するときに重要になるのは”学生の利用”です。ということは、学生に利用をしてもらえるような集客導線を作らなければなりません。

これから開業していくことを前提に考えると、チラシやHP(SEO対策)、MEO対策といった基本的なオンラインとオフラインの活動を行っていくことになります。

外傷メインと分かるHPにするには
  • ケガの種類別コンテンツを作成する
  • スポーツ外傷やスポーツ障害のページ必須
  • テーピング処置や固定処置の考え方を掲載
  • リハビリまで実施していることも重要
  • 親御さんが調べるため、必要情報を記載

一番最初の入り口は、オンライン検索が主流になっているため外傷メインと分かるホームページを作っていく必要があります。そのため、メインビジュアルにも外傷やスポーツの痛みで利用可能だと連想できるキャッチコピーをしっかりと入れておくことも大切なポイントです。

学生自身が調べて来院することもありますが、基本的な入口は親御さんです。0→1の仕組みをしっかりと作ることでそこからの紹介を増やしていくことが可能になります。

同じ年代の子を持つ親御さんには、同じような痛みや悩みを抱えているお子さんがいるので横のつながりで紹介してもらいやすくなるということです。この紹介で来院する状態を作るのが外傷系整骨院や接骨院の最終的なゴール地点です。

治療院近くの学校とのコンタクト

次に0→1を強化していくうえで、一つ行っておきたいことは学校の顧問の先生との連携です。

1人でも学生が来院し、テーピングなどが必要だった場合には”こういった状態で、こういう処置をするのでここまでは競技動作ができる”という旨を伝えることが重要になっていきます。

直接お会いできるのであれば、ご挨拶兼ねて伺うのがベストです。
それが難しい場合には、学生に「今の状態を書いておいたから、顧問の先生に渡して」という感じで伝えて連絡票などを活用していくのがもう一つの方法になります。

いずれにしても、0→1が達成したあとにはこういった活動を各学生ごとに行っていくことで信頼関係を築くことができ、安定集客にもつながりやすくなります。

治療院マーケター

こういった活動は、整形外科では行っていないことが多いため地域の関係性作りが密にできると大きな差別化になります。
外傷系の整骨院や接骨院で大切なことは整形外科の連携と差別化です。

近隣スポーツ施設やチームとの連携

学校と同じように、クラブチームやスポーツ施設とも同様の動きを行っていき連携を図るようにしましょう。

スポーツ施設の場合であれば、営業訪問をしてご挨拶をするのも一つの手です。院の特徴を知っていただき、利用してもらえるような関係性を作ることを率先して動くことが結果につながります。

少年スポーツチームの場合

  • 親御さんへのご挨拶兼ねて訪問
  • 監督やコーチとの連携を図るためのご挨拶
  • 運動指導など希望があれば実施する
  • ケガの処置、リハビリ、運動機能向上までを認知してもらう

また、これも同様に他の整骨院や接骨院では行っているところが少ないため地域での1番店を目指しやすいです。

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こういった活動だけでなくケガを診るということをしていない所が増えているため大きな差別化になります。

外傷メインで行う上で必要なこと

外傷メインの整骨院や接骨院を運営していく上で必要な基本的なことがいくつかあります。

外傷を診る整骨院/接骨院に必要なこと

  • 骨折・脱臼の整復処置
  • 捻挫や肉離れなどに対する処置とリハビリ
  • 各種ケガに対する綿包帯による固定処置
  • 骨折や靭帯損傷時には固定材の作成・処置
  • 競技ごとに合わせたテーピング処置
  • 運動動作に合わせたテーピング処置
  • リハビリ空間やリハビリ知識(FMS・SFMAなど)

こういった処置やリハビリなどは、しっかりとインプットだけでなく実践経験が必要になってきます。そのため整形外科や外傷メインの整骨院や接骨院での勤務経験をした先生が同じ形態で開業できるという流れになります。

また、整復処置を行うときに一人だけでは難しい場合もあります。コーレス骨折や肩関節脱臼などの基本的な外傷症状は一人でもできますが、複雑な上腕骨外科頚骨折などの際には助手がいないと難しいので整形外科へ依頼するなど対応の方法を事前に考えておきましょう。

上記のような状況に合わせて連携を図れる整形外科と密な関係性を築いておくことがポイントです。これについては次の項目でお話をします。

整形外科とも連携できるような関係性を作る

ここまでご紹介してきた内容の中で、持続的な外傷メインの整骨院や接骨院を創るためには地域医療との連携は欠かすことができません。

そのため、整形外科のドクターとの信頼関係構築を行うための動きも必要になっていきます。

  • 年2回以上のご挨拶
  • 骨折や脱臼などの処置後の精査依頼を行う
  • 整復処置が難しい場合の依頼
  • ケガの状況について電話などで連絡する

外傷をメインとしていく場合には、地域医療と積極的にコンタクト取るようにしなくては中々難しいです。一人では運営ができないのも事実なので、ドクターなどの協力を得ながら地域で差別化した整骨院・接骨院になるような運営を行っていきましょう。

治療院マーケター

こちらから”動く”という姿勢は必ず相手にも伝わります。ただ待っているだけだったり、書面だけのやり取りでは関係性が構築しにくいのは当然お結果となります。

外傷も診られる整骨院/接骨院は大きな差別化に

今の時代、保険はダメ・自費でやるべきみたいな風潮がありますがこれは本来の姿ではありません。

本来は、ケガの処置から施術を行うのが整骨院や接骨院

今回の記事は柔道整復師にのみフォーカスをしましたが、これから新規開業を考える際に外傷の知識や経験があるのに自費治療院を開業するという方も少なくありません。

本来の姿で勝負したいという先生も多いと思いますし、まだまだやり方や地域との関係性をしっかりと構築していけば外傷メインの整骨院や接骨院でも十分に収益を上げることができます。

「そのやり方や動き方が分からないから」という問題だけで、それを解決すれば地域での差別化された院を創り上げることが可能になります。

外傷メインの治療院集客や戦略のことなら

これから「外傷メインの整骨院や接骨院を開業したい!」と考えている柔道整復師の先生や、「そのやり方でやっているけど上手くいかない」というお悩みを抱えている場合には、ぜひ一度Kuruinへご相談ください。

外傷メインで行っていくには、様々な課題や問題点を乗り越えていく必要があります。そして最も気にしている部分の大半は、集客のことが多いです。そういった部分も含めてお一人で悩むのではなく、外部への相談なども検討していただくことが大切です。

Kuruinでは、開業支援や集客・収益アップなど整骨院や接骨院に必要なことのサポートを全面的に行っています。今の時代でも勝てる治療院を創りたい方は、無料のお問い合わせorLINE公式よりお気軽にご連絡ください。

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