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【 整骨院/接骨院/整体院 】低評価のGoogle口コミの対策方法

Google口コミの見え方と重要性
整骨院や接骨院、整体院を経営していてGoogleの低評価をもらったときにどうしていますか?
「低評価はあまり気にしていない」「低評価が気になってどうにかしたい」など様々な心境があるかと思います。実際に口コミというのは大きな影響を与えることが分かっています。
実際に行われた調査によると、消費者の約98%がローカルビジネスのレビューを読むと回答し、46%が口コミを家族・友人の推薦と同等に信頼するとした調査結果(BrightLocal「Local Consumer Review Survey 2023」)があるほど、口コミは高い重要性を持っています。
また、上記の調査とは別の内容では平均評価が3未満になると店舗を使わない割合は約7割いるということもわかっています。
こういった調査結果を踏まえると顧客心理といった点において、口コミは利用の判断軸になっているということはほぼ間違いないと言える状況です。
そこで、整骨院や接骨院、整体院のGoogle口コミにおける低評価をもらったときにどうしたらいいのか?について詳しく解説していきます。
Google口コミが高い場合
Google口コミの評価が高い場合には、MEO対策における上位表示にも少なからず影響を与えているとされています。これは、明確にGoogleが発表していないということもありますが口コミの件数や評価は順位表示に影響しているという調査データもあります。

いずれにしても、口コミの件数は治療院業界で大きなポイントになることは間違いありません。
しかも、近年ではグループ院がシェアを独占するために口コミの数を半端なく集めているエリアもあります。それを見て「ウチの院には無理だ。」と悲観的に考えているだけでは、オンラインからの集客は難しくなります。
個人院だとしても、30~50件・評価4.8以上というのは基本水準です。これ以下の場合には、競合との比較で負けてしまうため”技術があったとしても、売上の低い治療院”という状況になりかねません。
Google口コミは、数と評価の両方が重要であることを認識しておきましょう!
Google口コミが低い場合


Google口コミが低い(4.0以下)場合に起こる影響を5つに分けて解説していきます。これらを回避していかなくては、治療院自体の売上を上げていくという目標にはなかなか到達できないので気をつけていきましょう。
口コミ低評価の影響5選
- 集客機会の損失
- 上位表示が困難
- クリック率の低下
- ブランディングの毀損
- リピーター減少の可能性
集客機会の損失
調査結果では、約7割が評価3未満は使用しないという判断をするのが事実です。そのため、当然Google口コミ評価が低い整骨院や接骨院、整体院では集客の機会損失が発生してしまいます。
特にこれからは更にオンラインからの集客が加速する時代です。利用する前に、地域の整骨院や接骨院を調べる人が大半だと考えるべきです。そうなったときに、評価が低い場合には検討する治療院からは外れるという可能性が高いというのは自然の心理で発生します。
上位表示が困難
Googleビジネスプロフィール(MEO対策)において、口コミ以外の部分を強化するだけでは上位表示は困難です。口コミの件数はそこまで大きな影響はないというのが、Kuruinが実際にサポートしている院の実態ではわかっていますが、低評価の場合にはほぼ確実に上位表示が難しいです。
つまり口コミの件数以上に、評価の部分はGoogle側には大きな判断要素になっていると考えて間違いないと思います。



Google口コミに関しては、評価>件数ということを覚えておきましょう!
クリック率の低下
評価が低い=上位表示が困難=クリック率も下がる
こういった結果になるのが、当然になってしまいます。クリック率が低下するということは、綺麗なホームページを作っていたとしてもそこに遷移させること自体が難しいということになります。
特にGoogle検索(Safari)では、MAPが先に表示される仕様になっています。なので、どうしても上位表示されている整骨院や接骨院へアクセスが集中していきます。こういった仕様も相まって、ウェブサイトへのクリック率も下がっていくという結果になります。
ブランディングの毀損
治療院の口コミ低評価は、ブランディングの毀損も発生します。個人院でもブランドの力を育てることができますが、それを表現したときに口コミが低い場合には、どうしてもイメージダウンにつながります。
ブランディング=集客力にも関係する部分なので、低い口コミからの影響はとても大きいと言えます。整骨院や接骨院の場合、対人サービス業なので低い口コミの内容は施術内容や質の部分に対して書かれてしまいます。
ブランド力を構築していきたいと考えている治療院の先生は、低い口コミには十分に気を付けなければなりません。
リピーター減少の可能性
低い口コミが多くなることによる影響は、実はリピーターにも関わってきます。ケガや痛みを感じた際に予約しようと検索をした際に、見える口コミの評価や内容によって判断される可能性があります。
今までのイメージと異なり、最近の状態が悪いという口コミが見つかる場合にはリピート予約をするのに少し検討される場合があります。そうなってしまっては、他の競合へ顧客が流れることも考えておかなくてはなりません。



意外と見られていることと、それによって判断も変わるということは理解しておくべきです。
口コミによる影響力は、ダイレクトに集客という部分に関与するので注意しましょう。
低評価の口コミ対策方法


Googleで低い口コミをもらわないようにするには、単純にサービスの質を高くしていかなくてはなりません。
低い口コミをもらうときの特徴
- 挨拶が不愛想
- 施術サービスの質が低い
- コミュニケーション力が低い
- 言葉の表現が良くない
- プライベートを多く聞かれる
- 相手のことを考えない会話
単純に考えれば、「そうなるよね」という内容ばかりですが複数回来院している人に対してつい甘くなってしまったりしたときに、ボロが出る可能性もあります。
常に”顧客満足度”に対する意識を持って運営することが大切です。



当たり前のことを当たり前のように行うことが一番難しかったりします。
低評価の口コミをもらったら
低評価の口コミをもらったときに、必ずやらなくてはいけなことがあります。
どんな内容の口コミにも返信をすること
口コミの返信の仕方や姿勢も見られている可能性もあります。高い評価にのみ返信をしていたり、口コミに返信をしていないと印象はよくありません。
どんなにひどい内容のものだったとしても、誠実に対応することが重要です。
低評価口コミにも返信をする理由
- 低評価の口コミを書いた人はもう来ない可能性が高い
- それを見ている人は利用する可能性のある人
口コミの良し悪しも重要ですが、それをどうやって対処しているか?で印象を悪くせずに済む場合もあります。ストレスのかかる対応ではありますが、行うようにしましょう。
星3以下をもらうとマズイ理由
星3以下の評価は、ダイレクトに総合評価に効いてきます。つまり、複数低評価をもらってしまうと4.5以上にするのが難しくなってきます。その倍以上に5の評価をもらっていかなければ点数が上がらず、与える印象にも影響が出てきます。
ホットペッパーとは異なり、口コミがずっと残り続けるGoogleにおいては低評価は致命的なダメージになります。
人はポジティブな情報よりもネガティブな情報に強く反応し、長く記憶に残すという性質を持っています。これは進化心理学的な背景があり、「危険を回避する」ことが生存に直結していたため、脳はネガティブな刺激に敏感になるよう進化してきたと考えられています。
マイナスな表現や評価の方が印象に残りやすい経験はあるのではないでしょうか?
実生活でも、プラスよりもマイナスの方が記憶に残り、それが引き金となって自身の行動にも影響があったということが一度はあるはずです。



低評価口コミ=ネガティブという印象は、見込み顧客にとっては大きな影響になります。
Google口コミは仕組みが重要
整骨院や接骨院、整体院の運営においてGoogle口コミを集めていくには、院内ポップや依頼方法など仕組み化が大切になっていきます。
仕組み化の例
- 院内掲示物の導線
- 施術後の口コミ依頼
- 受付で口コミ依頼カードのお渡し
しっかりと取り組んでいくためには、これらの仕組みと月間口コミ数などを事前に決めておくこともおすすめです。
「もらえそうなら、依頼する」というスタンスでは、いつまでも増えない可能性があります。月2件でももらえるようにサービスの質を高い状態を意識することで、依頼したときにスムーズに快諾していただけます。
これを年間で換算すると、24件以上獲得することになります。グループ院なら、スタッフ数×口コミ数。個人院でも24件以上。これは、実際に取り組んでいない治療院と比較すれば、そのうち大きな差になっていきます。
口コミをいただける=サービスの質に自身がある状態
これが大前提として、大切な部分になってくるので忘れないようにしましょう。


口コミを強化してMEO対策も加速
整骨院や接骨院、整体院における低評価のGoogle口コミに関してご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
実際に、今低評価をもらってしまっていて放置している場合には、スグに返信を行うようにしましょう。
また、Googleの口コミ評価は4.6以上を基本的に獲得している状態が大切です。
広告宣伝費に数万かけずとも、Googleやホームページなどのオンライン集客を中心に20名ほどまで伸ばすことは可能です。このやり方は、結果的に営業利益率にも大きく影響を与えるので、広告宣伝費を5万以上かけている場合には、見直してみてもいいかもしれません。
Kuruinでは、Googleビジネスプロフィール(MEO対策)の支援なども行っています。以下の記事などを参考にしていただきながら、何かお困りのことがありましたら気軽にお問い合わせください。



