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【 訪問鍼灸 】新規立ち上げで儲かるのか?単価と仕組みについて解説!

【 訪問鍼灸 】新規で始めて売上はどうなのか?
これから新しく訪問鍼灸をはじめようと考えたときに、上手くいくのか?集客はどうするのか?といった疑問を感じる先生は多いのではないでしょうか?
これからの日本を考えると、少子高齢化は益々進んでいくと考えられ整骨院や接骨院、鍼灸院などの店舗型ビジネスだけでは難しくなる可能性もあります。
そこで、訪問型のビジネスモデルである訪問鍼灸を活用していくことで、在宅で困っている人たちへの支援として成功していくことができます。今回は、訪問鍼灸の新規立ち上げに関して詳しくご紹介していきます。

実際に訪問鍼灸の立ち上げ・集客手法の確立までサポート実績のあるKuruinが詳しく解説していきます。これから始めようと考えている個人の方もグループ院の方もぜひ参考にしてみてください。
訪問鍼灸のメリット
訪問鍼灸院を行っていくメリットはいくつかあります。
メリット
- 単価が決まっているので利用者数を獲得しやすい
- 利用対象者へのアプローチがしやすい
- 店舗を持たなくても良いので、コストが抑えられる
- 少人数(1人~)で始めることができる
- 少子高齢化時代にマッチしたビジネスモデルである
訪問鍼灸のデメリット
一方で訪問鍼灸を行っていくうえで、デメリットも存在します。
デメリット
- 訪問施術料は1箇所(施設)の人数によって変わる
- 医師の同意書を取得するのが難しい場合がある
- 集客までに時間がかかる可能性がある
- 一人あたりの単価を上げることが難しい
訪問鍼灸院をこれから始めていく上で重要な集客の部分がしっかりと戦略的に行っていくことができれば、1ヶ月100万円の売上まで伸ばすことは可能です。
また、店舗型ビジネスモデルじゃないため利益率の高いビジネスとして成立していきます。
訪問鍼灸の単価
訪問鍼灸の単価は、健康保険で行っていく場合には定められた料金があるためそれに沿って行っていくことになります。
訪問鍼灸の単価
はり・きゅうの1術のみ | はり・きゅうの2術 | |
---|---|---|
初回 | 5860円 | 6300円 |
2回目~(1箇所1名) | 3910円 | 4070円 |
2回目~(1箇所2名) | 2760円 | 2920円 |
2回目~(1箇所3-9名) | 2070円 | 2230円 |
2回目~(1箇所10名以上) | 1760円 | 1920円 |
〈他の加算可能単価〉
- 電療料・・・1回/100円
- 特別地域加算・・・1回250円
※厚生労働省によって定められているR6.10~の現行料金
健康保険で実施していく場合がほとんどだと思いますので、上記の単価に沿って移動時間含めて30分枠1人と考えれば1時間に2人まで可能になります。
シミュレーション
1時間2人(2術)・・・4070円×2(人)=8140円
これを1日7時間稼働で考えると、8140円×7時間=56980円
56980円/日×20日稼働=1139600円
稼働時間や施術人数に変動はあったとしても7割の稼働でも約80万いく計算になります。一人で行う場合にはフル稼働でなくても月に80万稼げる可能性が分かると思います。
訪問鍼灸自体の仕組み


これから訪問鍼灸院を始めようと考えている場合には、仕組みを理解することがとても重要になってきます。訪問鍼灸の仕組みを構築するには以下のことが必要になります。
- 介護保険ではなく、健康保険適応
- 健康保険の対象症状
- 健康保険使用した施術には医師の同意が必要
- 訪問鍼灸で必要なこと
最初の流れさえ掴んでしまえば、訪問鍼灸は仕組みに落とし込むことができます。個人でもグループ院でも、訪問鍼灸を新規で立ち上げること自体はそんなに難しくありません。
介護保険ではなく、健康保険適応になる
訪問鍼灸施術は、介護保険ではなく健康保険適応のモデルになります。これを理解されていない患者様やケアマネージャー様は結構いらっしゃいます。
こういった違いをしっかりと説明する営業を行うことで、介護保険+健康保険の利用で人数増加を増やしていくことが可能になります。
また、介護保険は使用していないものの訪問施術に当てはまるという方も多くいらっしゃいますので健康保険が使える旨はしっかりとお伝えする必要があります。
1回費用目安・・・1割の方で約400円/3割の方で約1220円
※施術内容・1箇所あたりの人数で変わります。
鍼灸健康保険の対象症状
健康保険が使える症状は以下の6つに分類されています。
- 神経痛
- リウマチ
- 五十肩
- 頚腕症候群
- 腰痛症
- 頸椎捻挫後遺症
健康保険使用には、医師の同意が必要
鍼灸の健康保険を使用するには、医師の同意が必要となります。かかりつけ医に依頼し、書いてもらうという流れが一般的です。
なかには同意書記入を拒む医師もいらっしゃいますので、訪問鍼灸院側で医師との連携を図っておくとスムーズに施術を開始できる仕組みを作ることができます。
その他の注意点
※初回保険請求時に医師の同意書を添付する必要があります。
※6ヶ月ごとに再同意が必要になります。
※整骨院や接骨院などの健康保険施術との併用はできません。
※療養費支給申請書へ記名をしていただく必要があります。
訪問鍼灸で必要なこと
最後に健康保険での仕組みだけでなく必要なことがいくつかあります。
- 移動手段はバイクが望ましい
- 訪問用の鍼灸を入れておくリュックが必要
- 医師宛の同意書依頼書を用意しておく
- 医療費控除の対象になるので領収書発行を仕組み化
訪問鍼灸を始めるにあたって、必要なことは多くありますがこれが構築されていくと基本的には売上は安定していくので大変なのは最初になります。
訪問鍼灸の集客手法


訪問鍼灸は、店舗型ビジネスモデルではなく出張型のビジネスモデルなので、利用人数を増やしていくための仕組みが大切になります。
集客を確立し、売上を伸ばす方法を具体的に知っているかどうかで事業の成否が決まってくるといっても過言ではありません。集客が確立していけば、売上は自ずとあがっていくので最初の仕組み作りに力を入れるように意識しましょう。
訪問鍼灸院の集客について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。


訪問鍼灸のチラシ活用法
訪問鍼灸で集客をしていくにあたって、チラシをポスティングしていく方法やケアマネの事業所である居宅介護支援事業所へ営業していく方法はメインになっていきます。
どちらにしても、訪問鍼灸のポイントについて伝えるためのチラシ制作が必要になってきます。チラシのデザイン・マーケティングの要素をしっかりと組み込んだものにしていかなくては反応が取れないので注意しましょう。
Kuruinが実際に訪問鍼灸のサポートで制作したチラシの例はこちらになります。他にもオリジナルデザインでの制作を行っていきますが、基本的には両面で必要な情報を掲載していきます。




デザイン×マーケティングの要素を使ったチラシ制作をKuruinでは行っています。新規のチラシ制作のご希望やご相談に関しましては、LINE公式から気軽にご連絡ください。
訪問鍼灸で売上を伸ばすための考え方
訪問鍼灸院で売上を伸ばしていくためには、1日利用人数の安定化が必要になってきます。そのため、集客と継続率に着目していき少しずつ人数を増やしていくことが大切です。
ここで注意したいのが、一人の利用者様の訪問頻度が多い場合には頻回による逓減やその人が何かしらの原因(ご病気等)で離脱した際に売上低下を招く可能性があります。一人の利用者様で売上を上げるのではなく、複数人の構成で上げられるような工夫をしていくようにしましょう。
訪問鍼灸は最初が大変!集客の仕組みが重要


訪問鍼灸の集客戦略のところでもご紹介はしていますが、集客に関して言えば仕組み構築が重要になります。
最も重要となる一番最初のタッチポイントは、ケアマネとの関係性構築です。
ケアマネージャーのいる居宅介護支援事業所へチラシなどを持参して営業訪問し、少しずつ信頼関係を築いていきながら紹介してもらえるような仕組み構築になります。



1回だけの居宅訪問で紹介してもらえることはないので、複数回のタッチポイントを作り、心理効果の単純接触効果を狙っていくイメージです。
0→1が一番大変ですが、ここをしっかりと構築できるかどうかで訪問鍼灸院として成功するかどうかを決めるくらい重要なのでしっかりと取り組むことが大切です。
訪問鍼灸立ち上げの集客でお困りの先生へ
訪問鍼灸院をこれから個人・グループで立ち上げようとしている先生は、今回の内容等を踏まえて動きを検討してみてください。
これからの時代は、ますます後期高齢者が増えていくため訪問施術サービスの需要は拡大していくと考えられます。増えていくこの段階でスタートできるかどうかで地域での差別化にも勝てるため検討している先生は、なるべく早めに始められるよう動いていきましょう。
実際に集客までの構築した経験を踏まえたサポートをKuruinでも行うことができます。訪問鍼灸に関する立ち上げ・集客相談に関しましては無料相談のお問い合わせorLINE公式より気軽にご連絡ください。