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【 訪問鍼灸院 】集客を成功させるために「やるべきこと」を解説!

訪問鍼灸院の集客成功のためにやるべきこと
訪問鍼灸院を経営していくためには、集客は欠かすことのできない課題になります。
集客方法を具体的に知らなかったり、何をすればいいのか?が明確になっていないとなかなか売上が伸びずに苦しむ可能性が高くなります。

訪問鍼灸院は、店舗集客とは異なるのでやり方を知らないとなかなか結果がついてこないということになりかねません。
今回は、訪問鍼灸院の集客だけにフォーカスした内容で解説していきます。今、訪問鍼灸院を運営している方やこれから始めようと考えている鍼灸師の先生の参考になるような内容になっています。
01.ターゲットの明確化
まず、一番最初にやるべきことは「誰の」「どんな悩み」を解決するのか?を考えるのが鉄則です。
訪問鍼灸院の場合、健康保険を活用していくとなると対象となる症状は明確に決まっています。決まった症状だとしても、対象となる利用者様は異なってきます。
- 脳梗塞後遺症に対して悩む人
- 脊柱管狭窄症に悩む人
- 介護保険と併用して健康保険のサービスを探している人
- ご高齢で自宅で施術を受けたい方
- 車いすを使用していて腰痛に悩む人
このように対象となる人は様々です。訪問鍼灸院として誰をターゲットとして運営していくのか?というのは決めておく必要があります。
曖昧なままで進めていくと、利用者様の広がり方なども弱くなってしまう可能性があります。全ての症状できます!よりかは、「こんなお悩みにお困りの方へ」という限定訴求の方が利用する方が増える可能性を高めることができます。
02.ホームページの開設
これから訪問鍼灸院を始めていく場合には、この後にご紹介する集客の営業先となる居宅介護支援事業所にいるケアマネに知ってもらうことが大切になってきます。
そうなった場合に、ホームページの有無や分かりやすい内容になっているか?などの部分はどうしても見られます。ホームページが無くても集客は成立しますが、より効率的に利用者様を増やしていこうと考えている鍼灸師の先生は、ホームページの制作も考えるようにしましょう。
ホームページがあっても、デザインなどがイマイチだったりコストをかけていないホームページではあまり成果が出ないのが正直なところです。オンラインからも集客導線を作りたい場合にはしっかりと作ることをおすすめします。
制作にかかるコストは10~30万が一般的です。ご自身で制作できるツールなどもあるので、自分で作る場合にはコストは大幅に下げることができます。
ですが、コストも大切ですが誰が見るのか?ホームページがあれば反応率が上がるか?という視点で考えて進めていかなくてはなりません。ただ作るだけでなく、院の特徴やデザインなどもしっかりと整ったものに仕上げていくことを大切にしていきましょう。


03.MEO対策の強化
ホームページと関連してきますが、ご家族やケアマネの方が訪問鍼灸院を探す時には検索をします。そうなったときにGoogleビジネスプロフィールがなかったり、全く対策していなかったりという状態だと自然的に利用者が増えるということは難しいです。
MEO対策自体は、無料で出来ることと検索したときに必ず一番上に表示されるのでダイレクトに効果が出てきやすいです。また、9割以上の訪問鍼灸院がMEO対策を行っていません。
”口コミが0件・写真もなし・最新投稿もしていない”このようなプロフィールばかりなので、少しちゃんとやるだけでも優位性を高めることが可能です。
- プロフィールの内容を網羅的に入力
- 写真で施術の雰囲気が分かるようにする
- 口コミを5~10件もらうようにする
- 投稿機能で週1回以上更新をする
整骨院や整体院などとは異なり、まだ競合が対策していないからこそ、先行者有利を働かせられるように積極的に動いていくことがおすすめです。
MEO対策に関して、もっと詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。


訪問鍼灸の集客方法


主に訪問鍼灸院での集客方法は以下のようになってきます。
- 居宅介護支援事業所への営業
- チラシ|ポスティングの実施
- 利用者様からの紹介
- 特別養護老人ホームへの営業
それでは、実際に訪問鍼灸院の集客方法についてそれぞれの項目を解説していきます。
居宅介護支援事業所への営業
居宅介護支援事業所とは、介護保険サービスを中心に支援を行う事業所になります。ここには必ずケアマネージャーが常駐しています。
”ケアマネージャーの仕事=介護保険サービスを受ける人の支援”
そのため、ケアマネの方とつながることで訪問鍼灸サービスの対象者へとアプロ―チが可能になってきます。
ケアマネの中には、健康保険で訪問鍼灸ができるというのを知らない方もいらっしゃいます。そういった方を中心に営業活動を行っていくことで利用者様を増やしていくという流れです。
デイサービスなどの介護保険内で受けられるサービスは行っていても、お身体の状態をもっと良くしたいと考えている方は多くいらっしゃいます。そのような方に安心してご利用いただくために、ケアマネとのつながりを作ることが重要になります。
チラシ|ポスティング
チラシのポスティングは、直接利用者につながりそうなご自宅へ投函していくことで集客効果を期待できる方法になります。
介護保険を既に利用している人でも、ケアマネ同様で健康保険で訪問鍼灸を利用できることを知らない方はとても多くいらっしゃいます。また、当事者だけでなく独居でない場合には同居しているご家族へのアプローチとしてもポスティングは有効的になってきます。
家族が興味を持ち、利用につながるということも少なくないので訪問可能エリアを中心にポスティングを実施するのがおすすめです。
ポスティングの方法として、業者に依頼しない方法がおすすめです。
理由は、お住いの雰囲気や車、スロープなど対象になりそうなご自宅へ直接アプローチするのがおすすめなので利用者様の訪問先周辺でポスティングを少し行うというのが流れとしては理想です。
対象が限定的である以上、やり方にも工夫が求められるのが訪問鍼灸院の集客方法の特徴のひとつです。
利用者様からの紹介
実際に利用していただいている方からの紹介も発生する場合があります。地域のつながりなどを持っている方も多いため、同じような症状や悩みを抱えている方に対して話をしていただけると紹介につながります。
紹介をもらったら、一度訪問し、利用の流れを説明するというのが王道のやり方です。いきなりサービスを開始するのではなく、同意書取得までの流れや料金・時間などサービスの説明をしっかりと行うことを忘れないようにしましょう。
紹介が発生する場合には、現在訪問中のご自宅の近くであることが多いため効率性も含めて結果を作り出しやすくなります。
特別養護老人ホームへの営業
これは往療費が加算されないので、よく考えなくてはいけませんが一度に複数人の施術が可能な場合には営業をかけることも一つの方法になります。
訪問鍼灸の仕組み上、往療費の方が加算金額が大きいこともあり悩む部分ではあると思いますが3~5名の方が一度に利用されるのであれば時間効率も考えると手段としてはアリという判断になります。
訪問日が異なれば、往療費は加算できますが他の利用者様とのバランスもあると思います。そういったことを踏まえると、同一日に複数人施術の方が効率が良くなります。
営業する時には上記のような内容を頭に入れたうえで、特別養護老人ホームの担当者にご希望の方が複数人いる場合に施術が可能であるといった旨を説明しておくのがおすすめです。



この場合、直接営業だけでなくチラシの投函や手渡しなどで行っていき、事前に訪問鍼灸のことについて知ってもらう”認知活動”が重要になります。これからの時代を考えれば、需要が増える可能性が高いため早めの行動が大切です。
訪問鍼灸のメリット
訪問鍼灸院を行っていくメリットはいくつかあります。
メリット
- 単価が決まっているので利用者数を獲得しやすい
- 利用対象者へのアプローチがしやすい
- 店舗を持たなくても良いので、コストが抑えられる
訪問鍼灸のデメリット
一方で訪問鍼灸を行っていくうえで、デメリットも存在します。
デメリット
- 施術よりも往療費の方が高いので見直しが入る可能性がある
- 医師の同意書を取得するのが難しい場合がある
- 集客までに時間がかかる可能性がある
訪問鍼灸院を経営していく上で、集客の部分がしっかりと戦略的に行っていくことができれば1ヶ月100万円の売上まで伸ばすことが可能です。
また、店舗型ビジネスモデルじゃないため利益率の高いビジネスとして成立していきます。
訪問鍼灸は個人で成立する
訪問鍼灸院を行っていくのは、個人経営で十分可能です。集客のために必要な営業・同意書取得サポート・訪問施術の部分をしっかりと回していけば経営として成り立ちます。
最初からは上手くいかないかもしれませんが、例えば勤務をしながら少しずつ準備をするということも可能なビジネスモデルなので個人で行っていきたいという方にはハードルも低いのでおすすめです。
Kuruinでは、訪問鍼灸院のサポート実績もあるため流れ・パンフレットや営業チラシの制作など多岐にわたるサポートが可能です。これから訪問鍼灸院を始めようと考えているけど、「集客できるか不安」という鍼灸師の先生は一度ご相談ください。