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DMハガキを使って整骨院や接骨院の休眠患者様の再来院を増やす方法

治療院DMハガキの効果
整骨院や接骨院、整体院の集客方法のひとつに、休眠患者様を再度来院へとつなげるDMハガキがあります。

実は集客手法として侮れないのが、DMハガキなんです!
DMハガキは、オープンしてからある程度年数が経過した後に送ることで再来院を促すことができる手法です。しかもDMハガキの効果はチラシの反応率よりも高くなることをご存知でしょうか?
チラシの一般的な反応率・・・約0.01~0.3%
それに対して、DMハガキは・・・
DMハガキの反応率・・・約5%前後(Kuruinサポート実績に基づく)
デザイン・送付コストなどを考慮しても費用対効果が高くなりやすいのがDMハガキです。5%で計算すると、100枚送って5人が来る計算です。
5人集客しようと思うと、チラシでは数千枚必要になります。
これらを総合的に考えると、休眠患者への再来院アプローチはとても有効的と判断できます。今回は、Kuruinが実際にDMハガキのサポートを通じて行った内容とポイントについて詳しく解説していきます。
治療院の集客に悩んでいる方は、ぜひ一度最後までチェックしてみてください。
DMハガキのタイミング
DMハガキを送るには、総純患者数が担保されている必要があります。だいたい目安として、300~500名以上は最低でも必要です。
そこから厳選して100枚などを送付することを考えると最低でも500名近くの人数がいることが条件になってきます。
訴求のタイミング
- 季節の変わり目
- 交通事故の増える時期の前
- 繁忙期手前(5月・9月)
- 実施するキャンペーンに被せる
必ずしも上記のタイミングでないといけないわけではありませんが、何を訴求して再来院を促すのか?ということから分解すると時期はおおよそ決まってきます。
何も考えずに、とりあえず送ろう!って感じだと反応率が落ちるので注意しましょう。
周年キャンペーンなどは、反応率が高くなりやすい訴求方法なので毎年開催していくのがおすすめです。そうすることで、その時期になると届く=思い出してもらってはまた来院してもらう。というサイクルを作ることができるためです。
訴求の内容によって、変わってくることも多いですがそれに合わせて戦略を組み込んでいきましょう。
反応が高くなるようにリストアップ
可能であれば、DM送付のリストアップからA~Cランク付けまでできるとベストです。
Aランク
- ほぼ確実に反応が取れそうな人
- 以前リピート来院があった人
- クロージングに対する来院が適切だった人
Bランク
- 前に利用していただいた時の印象が良い人
- 来院回数が適切だった人
- 来院期間が一定期間得られていた人
Cランク
- 以前も単発だったが、痛みがあれば来る人
- 基本的には来院ペースがまばらな人
- 良くなる前に来院が途絶える人
ざっくりと抽象的に分けるとこのようなイメージです。
より反応率の高くなりやすい人だけにフォーカスするのが鉄則。なので、Aランクが多ければ多いほどDM後の期待値も高くなるということになります。
逆にBやCランクの人が多いということは、当然反応率が落ちる可能性も視野に入れておきましょう。また、それは過去の接した感覚からの判断だと思いますので送って相手がどう感じるか?というのはこちらからはコントロールできない領域になります。
また、DMで送る内容にもよりますが腰痛で来ていた人や肩の痛みで来ていた人など様々です。なるべく内容に合ったリストアップをするのが望ましいです。
DMハガキの内容
DMハガキは、受け取った時に内容が分かるようにしなくてはいけません。そのため、キャッチコピーの強さ・文字の大きさなどは当然重要になります。
文字が多いデザインほど、反応率は落ちます。
これはチラシでも何でも一緒です。来てほしいからついつい色々な情報を詰め込んでしまうというのは、逆効果になりますので、気を付けましょう。



ここからは、治療院がDMハガキを使った再来院を促すときに使える思考法や具体的なアイデアについて掘り下げて解説していきます。
マーケティング視点のコピー
それでは、まず一般的な治療院DMで使えるコピーについていくつかご紹介します。
そのまま使うだけではなく、文字の構成や何が隠れているか?ということの視点で確認していただくと、自院で実際にハガキを送るときにひらめく可能性もあります。
- 「お身体のメンテナンス、そろそろしませんか?」
- 「【今月限定】再来院の方に特別ケア10分無料!」
- 「最近、身体の不調を感じること増えていませんか?」
- 「腰痛は違和感のうちに対処するのが大切ですよ!」
- 「○○整骨院に腰痛でご来院していた患者様へ」
再来院を促す上で、あなたのために送っています。というのが伝わるかどうかが鍵です。
ここで重要なことは、「感情」へ訴求するマーケティングコピーを中心に考えていくと、DMハガキの反応率は高まります。
これは、ハガキに限らずチラシやHPなど様々なシーンで使うことができる考え方です。
人は感情の生き物なので、それに刺さるようなコピーを考えることに集中します。あくまでも主観ではなく客観。
客観的な視点で顧客の感情に刺さるようにするにはいくつか書き出したりすることが大切です。


デザインによる差別化
DMハガキのデザインは、必ずこだわるようにしましょう。
文字だけのハガキは読まれずに捨てられる可能性が高くなります。それを避けるために、治療院のイメージカラーを使用したデザインにしましょう。
以下のDMハガキは、実際にKuruinがサポートしている整骨院が活用したものになります。


- 定期メンテナンスで訴求
- 新しく始めるサービスの説明
- 最近の状態を探る(感情訴求)
- 色変更して施術内容を強調
- ハガキの反応率を確かめる文
- 金額と利用の安心感を訴求
- LINE公式からも予約を獲得
- LINE公式で名簿獲得
=今後のタッチポイントを作れる
デザインは、複雑ではなくむしろシンプルにしながらも伝わる内容にすることが大切です。イメージカラーと差し色を組み込んで、文字の読む順番をしっかりと上から下に行くようにすることで反応率が高くなります。
DMハガキの戦略と分析
整骨院や接骨院で実際にDMハガキの戦略を行うときには、最低限決めておかなくてはいけない項目がいくつかあります。
- 配布枚数
- 顧客リスト
- 予想反応率
- 予想売上
- 実績入力のシート
これら各項目をスプレッドシートなどにあらかじめまとめておくのが大切です。
予想反応率は、例えば3%・5%・10%といった具合で数値を決めておき、そこからどのくらいの売上が見込めるのかを事前に計算しておくようにします。
実施する戦略の予測と結果を入力することは、基本中の基本なので必ず行うようにしましょう。
DMハガキをするべき条件
DMハガキは、ある程度条件が揃っている治療院に限定されていきます。例えば以下のような項目に当てはまらないとまず行わない方が良いです。
- そもそも集客が必要である
- 開業してから3年以上経過している
- 最低リストアップが100名以上できる
- 離反ではなく、卒業した患者様が多い感覚がある院
- リピート来院が月10名以上来ている院
上記のような項目に当てはまる整骨院や接骨院の場合、まず一度DMハガキを行うのも視野に入れて良いと思います。
DMハガキのデザインやマーケティングによる訴求なら、Kuruinへ一度ご相談ください。治療院の状況や訴求内容に合わせた制作が可能です。